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ITALY NEWS
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2006/3/31 


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イタリア旅行アンケート  
―個人旅行者の実像をさぐるー


調査結果レポート

 



はじめに
JAPANITALY.COM s.r.l.では、2000年に「イタリア旅行情報サイト」JAPAN-ITALY Travel Onlineを開設しイタリア各地の最新の旅行情報を発信し、同サイト読者を対象にイタリア旅行に関する様々なアンケート調査を随時実施してきた。2005年6月に近年増加の一途をたどる日本からイタリアへの個人旅行者、特に「リピーター」の方々の行動様式や意識を明らかにするために、当サイトを用いて、イタリア旅行のデスティネーションや旅行目的、旅行準備の方法、ホテルの選択からイタリア国内移動手段、必要とする情報入手手段にいたるまで詳細なアンケート調査「イタリア旅行アンケート2005 個人旅行者の実像をさぐる」を実施した。
幸い、500名を超えるサイト読者の方から、自由記述も含む50項目の質問にひとつひとつ丁寧な回答をいただいた。「大型バスで有名観光都市だけを駆け足でまわる」というステレオタイプ化された日本人旅行者像とは異なる、新しいタイプの旅行者の姿が、本調査を通して浮き彫りになった。また訪問デスティネーションの場所もイタリア全土の中小都市に広がり、各地域ならではの文化やアート、地域の食文化、ローカルな人々とのコンタクトを求めるプロフィールが明らかとなった。 ここに調査結果の概要を報告したい。

調査方法
イタリア旅行情報サイト JAPAN-ITALY Travel On-line 〔略称JITRA〕http://www.japanitalytravel.com/ 誌上および、同サイト発行「まぐまぐメールマガジン(イタリアへ行こう)」で、同サイトの読者を対象にアンケートを実施、E-Mailで回答を得た。

回答者数
有効回答者 501名 

回答者の属性
■性別では、「男性」が25.1%、「女性」が74.1%で回答者の4分の3が女性。年齢は、「30歳未満」が12.0%、「30歳代」41.5%、「40歳代」が26.3%、「50歳代」14.8%、となっている。 職業では、「会社員」が54.1%でトップ。次に、自営業 14.0%、主婦 13.8%
■「イタリア旅行経験」 は、「イタリア旅行経験あり」が全体の93.2%を占め、経験ありのうち、「1回」11.8%、「2〜3回」 28.7%、「4〜5回」22.9%、「6〜10回」20.1% 「10回以上」12.8%となり、イタリア旅行「4回以上」が過半数を占める形となった。

調査結果の主な特色
1.デスティネーション
  フィレンツエ、ローマ、ヴェネツイアがお気に入り三大都市
                多様化する目的地
                強い「南イタリアへの関心」

「これまで訪れたお気に入りの都市」としては、フィレンツエ、ローマ、ヴェネツイアの順で、有名観光都市がトップに並んだ。しかし、「今後訪れたい都市」としては、ナポリがトップ。3位にアルベロベッロ、5位にパレルモと、南イタリアの都市がベスト5のうち3都市を占めた。
州別でも、1位、シチリア、3位サルデーニア、4位プーリア、5位カンパーニアと、上位を南イタリアの4州が独占した。南イタリアへの強い関心が浮き彫りとなった。

2.旅行目的  「文化芸術」と「食文化」が二大目的
           ライフスタイル接触も魅力に

40の選択項目から最大10項目を選んでもらった。旅行目的の1位は「博物館・美術館」、2位が「小都市」、4位に「芸術都市」、6位「世界遺産」、9位「教会・寺院」、10位「考古学遺跡」と文化芸術関連の内容が入り、一方、3位「グルメ」、7位「アグリ」、8位「スローフード」など食文化関連の目的も特色となっている。

3.旅行企画準備  「自分で計画する」が過半数
              4人に一人は、旅行会社を通じての「個人旅行」

「全て自分で計画する」が53.5%と過半数を占めた。一方、一部または全面的に旅行会社を通じての「個人旅行」が4人に一人。「自由行動の多いツアーに参加する」と「ツアーに参加する」など「ツアー参加組はあわせて13.4%。

4.宿泊先  予約はインターネットで
         「3星ホテル」もOK、「B&B」やアグリにも関心

宿泊先の予約については、「インターネットで」が65%で、「旅行会社にまかせる」の11%と大きな対比を示した。宿泊先のカテゴリーとしては、一位が「3つ星ホテル」で、アグリやB&B(Bed&Breakfast) という新しい業態の宿泊先にも関心の強いことが明らかとなっている。
予算については、「7000円~10000円」と「10000円~15000円」が主な料金帯となった。

5.レストラン  「地元料理のトラットリアが希望

「レストランのカテゴリーとしては、圧倒的に多いのが「地元料理の店」で4人に3人がこのように回答した。夕食予算は「3000円〜5000円」が首位となった。

6.ショッピング  おみやげはワイン・食品と皮革製品・靴

旅行中のショッピングとしては、「ワイン・食品」が7割と極めて高い数値となっており、食文化への関心の高さが表示された。次に「バックや皮革製品」「靴」が続いている。

7.イタリア国内移動手段  列車での移動が主流 路線バスも愛用

イタリア国内移動手段としては、「列車」とするものが86%と極めて高い率を示した。次が「路線バス」であり、公共交通機関を使っての移動が主たる手段となっている。一方、レンタカーの利用は17%弱にすぎない。

8.事前情報入手の手段  インターネットと旅行ガイドブック
                  個別・具体的情報を追求

事前情報入手の手段としては、インターネットが1位で92%。次に「ガイドブック・書籍」が87%。一方、旅行代理店のパンフ類や窓口での情報収集は低い割合を示した。
求める情報としては、イタリア国内の「交通アクセス」、「地図」、「博物館・施設の開館時間など」旅行を企画する上で必要な具体的情報へのニーズが、「ホテル宿泊施設」とともに上位にあがった。

9.イタリア語  挨拶や簡単な会話はOK

イタリア語については、「あいさつ程度は知っている」および「簡単な会話ができる」がそれぞれ3分の1を占めている。

まとめ:  「ふだん着の旅行者」像 明らかに

上記の調査結果から浮き彫りになるのは、リピーター:経済面のバランス感覚を持つ「ふだん着の旅行者」像である。すなわち、旅行中の宿泊予算は、一泊7000円〜15000円 夕食予算は3000円〜5000円。「一生に一度の外遊なので贅沢ぜんまいという旅行者像」とは程遠い。有名観光都市だけでなく、イタリア各地を列車や路線バスを活用して訪れ、イタリアこそがオファーできる各地独特の文化、食、地域の魅力や人々との触れ合いを求める旅といえよう。南イタリアへの強い関心の背景には、いわゆる「イタリア的なもの」が南イタリアでより顕著に発見・体験できるという認識が存在しているためであろう。

また、イタリア旅行中の「ホテル予約」の65%、「事前の情報収集」にインターネットが92%利用されている。特に「交通アクセス」「地図」「博物館の開館時間」など、個人旅行をオーガナイズするための情報収集にインターネットが広く活用されている。インターネットの普及と個人旅行者の拡大の相互関係が改めて確認される結果となっている。

今回の調査回答者はイタリア旅行リピーターが大多数を占めており、本調査の結果が一般旅行者の実態を代表しているわけではない。しかし、イタリアへの個人旅行、自由旅行が増加する一方の現在、これら「リピーター」のイタリア旅行体験や感受性、旅行企画ノウハウは、今後の日本人旅行者のトレンドを考える上で貴重な資料となっていると考えられよう。

Japanitaly.COM

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調査結果はご希望の方にお送りいたします。(無料) 送付方法はE-mailでPDFファイル添付となります。

「イタリア旅行アンケート2005−個人旅行者の実態をさぐる−」 サイズ: A4版21ページ(PDFファイル形式)
主な内容:=調査実施概要、調査時期、方法、回答者属性、主要結果と分析
       =調査結果の主な特色
       =調査結果データ

郵送での送付は行っておりませんので、何卒ご了承ください。
ご希望の場合は「イタリア旅行アンケート2005報告書申し込み」と明記の上、下記の要領でお申し込みください。

@貴社名 A担当部署 B住所 C電話番号 Dファックス番号 E担当者お名前 F配信先E-mailアドレス Gホームページアドレス H上記アンケート結果へのご感想や本JIBOサイトへのご感想やご要望などご自由に明記の上、
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