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ITALY NEWS

イタリア中小企業訪問
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2001/07/15 
 

イタリア中小企業訪問

Andrea Lazzerini
Gioielliere - Perito in Preziosi

自分のブランドジュエリー展開に挑戦する
宝飾職人

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アンドレア・ラッツェリーニ氏は20歳のときから職人の世界に入った。父親は大変優秀な宝飾職人で、彼はすべての技術を父親から教わった。
彼の父親ジャンピエロ・ラッツェリーニが1950年代に始めた事業を継ぐために1980年からこの世界にはいったのだ。最初はミラノ大聖堂のすぐ近くのドガーナ通りに工房を構えていた。彼は父親から技術を習うかたわら、ミラノにある宝石学の学校に通い宝石、ダイヤモンドの専門家、鑑定人の資格をとる。

現在、工房兼事務所はミラノの中心地、ファッション・ブティックの集中するモンテナポレオーネ通りからジェズ通りを入ったところにある。向かいはヴェルサーチの本社、近くにミラノで一番おしゃれなホテル「フォー・シーズンズ」がある。この場所に移ったのは1996年。父親が亡くなり、自らのアンドレア・ラッツェリーニ社を開設した。

「父親は最高の教師だったと思います。技術的なことはすべて彼から習いました。最初に習った作業は石のとめ方です。石のとめ方には色々な方法がありますが、小さな石を縦列にはめ込む作業をまず習得しました。それは細かいダイヤが2列、3列につながる部分で、細工の基礎となります」。

photo 長年の顧客は、彼のところで宝石を購入し、気にいたデザインで指輪やネックレスに仕上げる。時には客の手持ちの石を使ったデザインを頼まれることもある。すべての作業がゆっくりと時間をかけた手作りの仕事による一点もの。顧客一人一人の趣味を理解して、互いに納得のいくデザインを決めるのが一番難しい点だという。

指輪の値段はモダンかつシンプルなデザインのもので約80万リラ(約4万8千円)から。高価な宝石を使用した指輪は5−7百万リラぐらいにもなる。品質の高さに対して価格はかなりリーズナブルである。会社の売上は年間約2億リラ。アンドレアがデザイン、製作を担当し、その他の仕事を妻と母親が助けているファミリー企業である。売り先は個人の顧客のほかにイタリア国内のジュエリーショップ。

それだけでは飽き足らず、アンドレア・ラッツェリーニ彼自身のブランドコレクションも始めた。自分がいいと思うデザインを時間をかけて実現する。彼のオリジナリティーが表現されるラインを模索している。写真の指輪はそのコレクションのひとつだ。

「デザインと製作のどちらが難しいかときかれれば、それはデザインを紙に表現すること。最初はデザイン画を描くよりも実物を作るほうが、はるかに簡単でした。今はデザイナーとして、自分の頭に描くジュエリーを実物どおりの絵にすることができるようになりました」。

将来の目標は自分のブランドの知名度を増やして売上を上げること。「昔からの顧客を大切にしつつ、自分のオリジナリティーも広く知ってもらいたい」ということだった。


Andrea Lazzerini
Gioielliere - Perito in Preziosi
Via Gesu' 15 - 20121 Milano
tel/fax:+39-02-799115
e-mail:andrealazzerini@hotmail.com
Home Page:www.orafalombarda.it/andrealazzerini


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