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Libreria dello sports
イタリアで最初のスポーツ専門書店。
インターネットでの書籍販売も開始。
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ミラノ市内のスフォルツェスコ城の近く、マルペンサ空港からミラノへの列車が
到着するミラノ北駅の前にあるLibreria dello Sportはスポーツに関するすべて
の本、ビデオを扱う店である。
この店は1982年にスポーツに関する書籍と情報をすべて扱うことを目的として生
まれた。このコンセプトは郵送で全国のクライアントに本を売る事で全国的に普
及していき1986年にはローマで同様の店を開設するに至った。その後97年には
ジェノヴァ、98年にペーサロ、99年にトリノ、2000年にカターニアにも
Libreria dello Sport店を出店した。
創業の1982年にはまだ、スポーツ専門書を扱う店というコンセプトはなく、イタ
リアで唯一の専門店であるばかりでなく、ヨーロッパでも唯一であったという。
実際、欧州では84年にロンドンでその後マンチェスターで同様の店が開設された
から、それよりも2年早くイタリアに誕生していたわけである。
1997年には今まで印刷して配っていたカタログを補強するために、いち早く
インターネットを導入し、カタログ企画から印刷までの間にかかる時間のロス
を排除。カタログが印刷されてあがってきた時には、もう別の新しい本が出て
いるという状況をなくすことが出来るようになった。1999年にはインターネット
を介した書籍販売も始め、2000年5月に専門サーバーと銀行の協力でeーコマース
の体制を確立した。
Libreria dello Sport書店は本の販売だけでなく、1995年には出版事業も始め、
コーチなどスポーツに携わる人向けの技術専門書、有名スポーツ選手の伝記もの、
欧州および世界のバスケット年鑑(統計)の3つのシリーズ刊行物、現在では、
書名数合計35冊を出版している。
現在カタログに載っている書名数は1万3千。そのうち1万2千冊が本、ビデオカセ
ットは約1000、雑誌は100冊程度。そのうちの85%がイタリア語で15%が英語で書か
れている。1997年から始めたインターネットでの本の紹介では、最近2年間に出版
された新しい本を中心にカタログ掲載書籍の約20%がインターネットのホームペー
ジ上に掲載され、1998年からは本の表紙写真、ページ数、著者名、出版者名、
値段と最新情報が懇切丁寧に載せられている。今後2年間ではホームページ上での
本の紹介数を5000冊まで増やす予定であるという。
「開設当初は人々にその名前を知ってもらうのに時間がかかりましたが、おかげ
さまで、徐々に業界関係者、マスコミ、新聞などが取り上げてくれるようになっ
てきました。」と語るのは社長のパオロ・フラスコッラ氏。本人は背が高く、
バスケットの選手でもある。「再来年で創業20周年になります。開店当時は私は
まだ学生で、両親が始めた事業でした。私が参加するようになったのは90年に
なってから。今でも両親と兄弟で小さく経営している全くの家族経営の会社で
す」。去年の売上げは合わせて25億リラ。ミラノ以外の5つの書店はすべて
別会社として設立してある。「1982年、1年目の取り扱い冊数は約3000冊、
売上げ高はわずか2500万リラでした。当時はスポーツだけに絞らずに、レジャー
も扱っていたので、写真やガーデニング園芸、趣味の日曜大工、ブリコラージュ
などの本も有りましたが、スポーツ関連がうまくいったので、スポーツ専門に
切り替えました。1986年から92年にかけては毎年20-30%売上げが増えました」。
一口にスポーツといっても、サッカーやバスケットだけでなく、ラグビー、
ゴルフ、水泳、フェンシング、フィットネス、エアロビクス、スキー、登山、
自転車競技などなど、その種類は66-70種類にもおよび、内容も一般的なスポーツ
規則、試合の仕方などの内容から、訓練法、スポーツ医学、運動と健康、スポー
ツ関連の法律、スポーツチームを経営する会社の作り方、指圧まで、あらゆる
方面の情報を網羅している。
ミラノの店の売上げの27%がサッカー関連だが、残りはその他のスポーツに分散し
ている。支店の間で差があるとしたら、ローマではサッカー関連の売上げが圧倒
的(38%)に多いぐらいでペーサロは自転車競技にも人気があるという。さらにイタ
リア全国には、郵送で商品を届けているクライアントが1万2千人もおり、99年には1
年で5000件の小包を郵送した。
「インターネットでのオーダーは今のところ1日12件ぐらい。年間で4000オーダー
ぐらいでしょうか。インターネットを使うと正確な情報を即座に提供できるという
メリットがあります。1997年にインターネットを始めた時は商売をしようというよ
りは、カタログとして、どんな本があるかという情報を提供することが目的でし
た。3ヶ月ごとに出すカタログよりも、情報が早く伝達できますから。それまでは、
カタログが印刷からあがってきた時にはもう新刊情報でなくなってしまうというこ
とも起こっていました。インターネットの導入は、他よりも早く始めたと思いま
す。徐々に必要なことを出来る範囲でやってきただけですが、現在インターネット
販売が出始める時期になって、私達は、あわてて特別にプログラムを他社に依頼す
る必要も無く、特に経費もかけずに準備をする事が出来ました。外国からのオー
ダーには米国、欧州が主で日本からは最近月に2-3人のオーダーをもらっていま
す」。
インターネットを介した商売の成功の秘訣というよりは、「私達は昔から電話だけ
でのオーダーを受けてきたような本屋です。ファックスでもなく、電話だけでは書
いたものが何もないにもかかわらず、信用して着払いでオーダーされた本の小包を
送ってきました。今までに返送されてきたのは数えるほど。郵便局の間違いか、住
所の書き間違えかそんな理由でした。特に困った事は起こっていません。」とイタ
リアらしからぬ信用と地道な努力が成功のポイントのようである。「支払い方法、
郵送方法を何種類か提示して、クライアントに選択してもらうようにしています。
外国人にはどうしてもクレジットカードを使用してもらいますが。イタリア人はま
だまだ、インターネットのクレジットカードを使うのには抵抗があるようです。去
年、専門のサーバーと契約してからは、私達には銀行から入金済みと送付先住所の
連絡しかなく、誰のカードか番号もわからないようにセキュリティーされているに
もかかわらず、一般の人は電話でクレジットカード番号を言って店員に書き取らせ
る方が安心するらしいというのが不思議な現状です。」
将来的にはヴェネト、エミリア・ロマーニャ、トスカーナの3州にも支店を出し、
シェアー80%を目指したいとパオロ氏は考えている。
Libreria dello Sport
Via Carducci,9 20123 Milano
Tel 39-02805535
Fax 39-0272002774
home page www.libreriadellosport.it
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