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2011/5/31

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


イタリア包装用機械の輸出 20.5%増
全生産の9割を海外市場へ  

5月中旬にドイツのデュッセルドルフで世界最大の包装機械展Interpackが開催された際、イタリア包装用機械産業動向が発表された。

それによると、2010年のイタリアにおける包装用機械産業の売上高総額は前年比16.4%増で37億5900万ユーロを記録し、このうち88.4%は海外市場に輸出された。
同業界の世界市場に占めるシェアは25.7%に達しドイツとほぼ同じシェアとなり、伊独両国で世界1位、2位の座を競う形となっている。シェアの第三位は米国で10%程度。

輸出先別にみると、中国への輸出額が前年比98.1%増で3億9120万ユーロ、米国が同29.8%増で2億7160万ユーロ、フランスが同16.9%増2億5970万ユーロ、ロシアが22.6%増1億4220万ユーロ、英国32.4%増1億3880万ユーロ、ブラジル82.3%増1億2410万ユーロと続く。
なお包装機械を購入企業の業種のトップは食品、飲料、薬品業界。

2011年第一四半期の売上高は前年同期比25%増で2008年のレベルに回復し、また受注状況も前年同期比で20.5%増を記録している。


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産業動向 INDUSTRY


製造業の「競争力回復の戦略的課題」に関する調査
製品と対象市場のポジショニング再編が首位


5月中旬、イタリア経団連Confindustriaでは「なぜイタリア製造業は成長しないか」をテーマに集中討議を行ったが、その際、製造業企業が競争力を回復するための戦略的対策に関する企業意向調査の結果を発表した。

第1位は「生産内容の多様化(製品の幅を拡大)」53.3%。第2位「輸出国の拡大」31.9%、第3位「製品の品質」29.1%、第4位「ブランド、プロモーション、マーケティングの活性化」28.5%、第5位「製品のアップグレーディング」12.4%、第6位「製品競争力強化のためにコスト削減」12.4%、第7位「マージン確保のためにコスト削減」5.6%、第8位「製品レベルのダウングレーディング(販売ボリューム拡大のために下位商品導入)」3.7%、第9位「マージン増大のために価格値上げ」1.5%。

製品および対象市場のポジショニング再編を必須とする意見が主流を占める結果となった。


大型流通店舗の加工食品価格 州別比較
トスカーナ州の「91」に対しシチリア州は「112」


5月下旬、マーケティング研究機関Symphony Iri Groupがスーパーマーケットなど大型流通店舗における主要食品の地域別の価格比較を発表した。これは、エスプレッソ・カフェ、ツナ缶、魚冷凍食品、ビスケット、朝食用ブリオッシュなど代表的なナショナルブランドの加工食品8製品について、イタリア全国20州の大型流通店舗で販売価格を調査し、州別に比較したもの。

8製品の合計価格のイタリア全国平均値を「100」とすると、価格の最も低いのはトスカーナ州で「91」。2位はロンバルディア州とエミリア・ロマーナ州で「94」。次はピエモンテ州で「97」で北イタリアおよび中部イタリアの州が続く。
反対に合計の価格が最も高いのはシチリア州で「112」。プーリア州「111」バシリカータ州+カラブリア州「110」、サルデーニャ州「109」カンパーニア州「107」と南部や島部の各州が並ぶ。
調査を実施したSymphony では、北と南の価格差は、大型流通店舗の普及密度に由来するとしている。実際、住民1000名当たりの大型流通店舗売り場面積は、北イタリアの250u、中部イタリアの172uに対し、南イタリアは143uに過ぎない。さらに、南イタリアについては消費額自体が低いこと、物流システムの遅れ、そして大型流通店舗間の価格競争の少なさが同じスーパーチェーンでも北に比べ高い価格となる背景にあると指摘している。

社会・ライフスタイル LIFESTYLE


「イタリアで一番幸福な町」ベスト100
ヴェローナ近郊のバルドリーノが第一位

民間研究機関Centro Studi Sintesiが5月末にイタリア全国の市町村の中で最も『幸せ』な町を選ぶ比較分析調査の結果を発表した。

第1位となったのは北イタリア、ヴェネト州ヴェローナ県のバルドリーノBardolino市。ガルダ湖畔東岸に位置し同名の赤ワイン生産で知られる人口6800名の町で、美しい自然資源をいかした観光とワイン生産が同町の経済基盤となっている。

同調査機関によると今回の調査の目的は「経済・社会面での福利」と「生活の質」を総合した「町の『幸せ度』」を様々な指標を用いて比較研究することにある。調査は2段階にわけて実施され、まず第一段階では、イタリア全国8100にのぼる全市町村から、「人口3000名以上」、人口密度、所得、人口構成、自動車保有率、銀行支店数、外国人移民数など20の指標と数値を設定しその枠に入る260の市町村を選出。
第二段階では、これら260市町村について「経済的生活レベル」「教育・文化」「政治参加」「社会関係」「安全性」「環境」「個人生活」「健康」の8つの領域について合計49の指標を詳細に比較分析して総合評価をだした。総合評価では上述したバルドリーノ市が1位で100点。2位はブルニコ (ボルツァーノ県)91.1点。3位はシルミオーネ市(ロンバルディア州ブレーシャ県)90.5点。4位アッピアーノ市(ボルツーアノ県)89.5点 5位サルッツオ市(ピエモンテ州クネオ県)88.9点。
1位から10位までいずれも北イタリアのヴェネト州、アルト・アディジュ州、ロンバルディア州、ピエモンテ州の小都市に集中する結果となった。


銀行強盗の件数 前年比18.4%減少
20年間で最低値に

イタリア銀行協会防犯研究センターOssifが6月末に「銀行強盗白書2010」を発表した。これによると、2010年にイタリア全国の金融機関支店で強盗・盗難に襲われた総件数は1423件で、前年の1744件に比べ18.4%減少した。発生件数は1日当たり平均4.1件で昨年の5.1件と比べ1件減少し、この20年間で最低値となった。
2010年の銀行強盗・盗難による銀行側の被害額は前年比8.4%減少し総額3370万ユーロ。1回当たりの平均被害額は23700ユーロで前年比12.3%増となっている。

Ossifでは、銀行強盗件数の減少傾向は、銀行側の安全性に対する投資額の上昇、警察との協力関係(強盗犯罪者の逮捕率の上昇)等によるものとしている。実際、この5年間における銀行側の安全性に対する投資は総額37億ユーロに及んでいる。

なお、2010年における銀行強盗の年間件数を州別にみると、1位はロンバルディア州(州都ミラノ)で304件。2位ラツィオ州(同ローマ)221件、3位ピエモンテ州(同トリノ)144件、4位エミリア・ロマーニャ州(同ボローニャ)120件、5位カンパーニア州(同ナポリ)114件。

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