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2011/3/31

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


「国際金融危機」以降の製造業の業績動向
2012年内に「危機以前」レベル回復は3業種のみ  

3月下旬、イタリアの大手銀行Intesa Sanpaolo調査部が、国際金融危機以降のイタリア製造業の業績回復動向と今後の見通しを発表した。それよると、2012年以内に今回の危機以前のレベルに回復できるのは3業種のみで、製造業全体の回復は2015年になると推定されている。 

2007年=100として製造業各業種の売上高を比較した場合、2012年内に「危機前」の水準に戻ると予想されているのは「大衆消費財(食品以外)」、「医薬品」「食品」の3業種。その次が「エレトロニクス」。

一方、2012年内に危機以前の「80−90%」程度にまで回復と見込まれているのは回復度の高い方から「電気機械」「機械」「家具」「化学」「冶金」「金属製品」。同「70−80%」が「自動車・バイク」「建設」「家電」の順となっている。


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産業動向 INDUSTRY


イタリアのワイン輸出 前年比11.7%増
国内消費は年々下降傾向


3月中旬にイタリア統計局が発表したデータによると、2010年のイタリアのワイン輸出額は390億ユーロで前年比11.7%増、輸出量は2000万リットルで同10.7%増を記録した。

一方、イタリア国内のワイン消費は、額では前年比0.4%増、量で0.9%減と微減傾向にある。実際、調査機関Nomisma-Fedagriの報告ではイタリア人一人当たりの年間ワイン消費量は60年前の120リットル、20年前の60リットルから現在は同43リットルとなり、2015年には40リトルにまで減少すると推定されている。同時にイタリア人のワイン消費傾向も変化しており、イタリアのワイン小売市場の約60%のシェアをしめるスーパーマーケットなど大型流通店舗でも、販売の構成が、安価ワインからDOC、DOCGなどの原産地指定ワインのウエイトが高まり、量より質へのトレンドが進んでいる。
なお、2010年の大型流通店舗におけるワイン(750ccボトル)販売の上位は下記の通り。
販売量ベース:第1位 ランブルスコ、第2位 キアンティ、第3位 ネーロ・ダヴォラ、第4位モンテプルチャーノ・ダブルッツオ、第5位 バルベーラ。一方、販売額では第1位 キアンティ 第2位 ランブルスコ、第3位バルベーラ。


一人当たりの年間平均貯蓄額 20年で間57.5%減
「アリ」から「キリギリス」型に


3月末にイタリア最大の商業者連盟Confcommercioが、イタリア人の貯蓄動向に関し1990年と2010年の値を比較分析したデータを発表した。
それによると、イタリアの家計で1990年には可処分所得額のうち消費に77%、貯蓄に23%をまわしていたものが、2010年では消費90.3%、貯蓄9.7%と、貯蓄にまわす割合が大きく減少している。

一人当たりの平均年間貯蓄額(2000年=基本ベース)は、1990年の4000ユーロが2010年には1700ユーロとなり、20年間で57.5%減少という計算となる。

同連盟では、「アリ」にたとえられるほど貯蓄性向の高かったイタリア人が、低い経済成長、そして、この20年間、実質的な可処分所得の上昇が見られなかったため、所得の大半を消費に使わざるをえない「キリギリス」型に近づいていると指摘している。

社会・ライフスタイル LIFESTYLE


600万人がボランティア団体へ登録
イタリアの参加率はEU内14位

2011年は「ヨーロッパ・ボランティア年」。それを記念し、3月末からヴェネツイアで第1回「イタリア・ボランティア活動大会」が開催されるのを前に、Consulta nazionale CoGe (ボランティア基金管理全国連絡会)がイタリアのボランティア活動の概要を発表した。
それによると、現在、イタリアでボランティア団体として活動している組織は全国で43000団体。その63%にあたる27300団体は国や地方公共団体の定める「公的登録簿」へ登録を行っている。同登録簿へ登録した団体は、税務上優遇措置や、各納税者が所得税の「1000分の5」を寄付することのできる対象機関名簿への登録が可能となる。ボランティア団体の地域別分布は、北西イタリアが30.5%、北東イタリア22.5%、中部イタリア19%、南イタリア19.3%、島部8.7%の割合で北イタリアに集中している。
一方、これらボランティア組織に登録している市民は約600万人でうち150万人が熱心な活動家と推定されている。
なおEUの発表では、EU市民の五分の1以上が恒常的にボランティア活動を行っている。ボランティア参加率の最も高いのはデンマーク、フィンランド、スエーデンなど北欧諸国。一方、東欧諸国は参加率が低い。イタリアはEU27ケ国の中14位でEUの平均レベルに位置する。


クレジット・カード利用による
WEBショッピング額7.6%アップ

イタリア最大手のクレジットカード管理会社CartaSiが2010年のイタリアにおけるクレジットカード使用動向を発表した。2010年のクレジットカード利用総額は6860億ユーロで、前年比2%増。のべ利用者数が1.8%減少した半面、1回当たりの利用額が3.9%上昇した。

2010年のクレジットカード利用方法の特色は、WEBショッピング利用額が前年に比べ7.6%上昇し62億ユーロとなり、カード利用の9%強を占めることになったこと。利用者数は前年比2.3%増、平均利用額が同5.1%増を記録した。WEBショッピングの部門別では第第1位が「旅行」で全売り上げの約3分の1を占め前年比9.6%増。2位が「IT関連」で同13.2%増。一方、シェアとしては全体のわずか1.7%ながら、「衣料品・靴」も前年比59.6%増と大きな成長率を記録した。

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