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2010/11/30

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


ミラノ「EXPO2015」の経済波及効果
創出される経済規模は総額690億ユーロと推定  

11月23日にパリの博覧会国際事務局(BIE)総会で2015年にミラノで開催される「EXPO2015」最終企画案が正式承認されたのを受けて、同博覧会の経済波及効果に関する予測値がボッコーニ大学のCertet(交通・観光経済研究所)より発表された。

主な予測内容は下記の通り。
・博覧会準備コストは、博覧会準備工事費が17億ユーロ、関連工事費が120億ユーロ。博覧会運営コストが総額で10億ユーロ。
・EXPO2015から創出される経済波及効果の規模は総額690億ユーロ。これにより、2011年から2020年の10年間、毎年GDPを平均0.18%上昇させると推定されている。
・税収は115億ユーロでそのうち64%が直接税、36%が間接税。
・雇用については、2013年―2015年のピークとなる3年間には毎年13万人の雇用を創り、この10年間で毎年平均61000名の雇用を産むと推定。
・全期間のビジター数は約2000万人でそのうち3分の1が外国人。ビジターのホテル、食事、ショッピングなどの観光支出は35億ユーロと推定。


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産業動向 INDUSTRY


イタリアの年末年始支出 前年比3.5%減
ヨーロッパ各国の「クリスマス・サーベイ」


コンサルタント会社Deloitte社が欧州各国における消費者の年末年始の出費を調べる「クリスマス・サーベイ」の結果を11月中旬に発表した。
それによると、一般的な経済動向が芳しくない中、ヨーロッパ消費者のクリスマス・プレゼントや食べ物・飲み物、旅行やパーティなどへの出費は欧州全体で平均すると昨年に比べ2.5%の減少と予想されている。

とはいえ、国により傾向は大きく異なっている。欧州各国の中で昨年に比べ最も減少率の高いのは、ギリシャで前年比21%減、アイルランド同10.6%減と自国の金融危機の影響を深く反映している。ポルトガルは同6.3%減、スペイン同5.4%減、フランス同4.4%減で、イタリアは同3.5%減。
一方、昨年に比べて上昇しているのは、ウクライナが14.8%増、ロシアが7.3%増と好調であり、ドイツも0.4%増と微増している。


中小企業の機械装置類への設備投資
2010年は7.3%増


1イタリアのリーシング業界団体Assileaが、「機械装置・車両への投資に関する動向調査」を11月末に発表した。
これによると、2010年におけるイタリア中小企業による機械装置や車両に対する投資額は前年比7.3%増と推定されている。機械装置類が8%増、車両類が4.4%増。
この傾向は、2010年1月―9月期における企業のリーシング契約総額が前年同期比4.5%増の118億ユーロに達したことからも確認されると同調査では指摘している。

ただし、これは、本年度実施された政府の設備投資に対する優遇措置の効果が大きいものとし、来年この種の優遇制度が実施されない場合は、増加率は3.8%程度にとどまるものと懸念されている。

社会・ライフスタイル LIFESTYLE


「地中海式食生活」ユネスコ世界遺産「無形文化遺産」に
対象はイタリア、ギリシャ、スペイン、モロッコの4ケ国

全11月16日、ナイロビで開催されたユネスコ会議で、「地中海式食生活」がユネスコ世界遺産(無形文化遺産)として正式に公表された。
今回の「地中海式食生活」(Dieta Mediterranea)の認定は、地中海地域の特定の食品を対象とするのではなく、地中海沿岸地域における伝統的な食品や文化価値をベースとしたサスティナブルな食のライフスタイルに対して「無形文化遺産」として登録されたもの。対象となる国はイタリア、スペイン、ギリシャ、モロッコの4ケ国。

なお、地中海式食生活をユネスコの世界遺産にという提案は2008年4月に上記4ケ国により行われたが、2009年5月のユネスコ審査では、内容が漠然としており「無形文化遺産」の規定を満たしていないと却下された。その後、2009年8月に再提案が提出され、2010年8月にユネスコ専門委員会より同提案に対する肯定的意見が述べられ、今回11月16日の正式決定に至った。


アリタリア 好調
10月の乗降者数 前年比13.5%増

11月中旬に発表された航空会社アリタリアの10月運行実績によると、同月の乗降客数は217万5千名で、前年同月比13.5%増を記録した。同社によると、アリタリアとして最高記録であるだけでなく、ヨーロッパ主要航空会社のルフトハンザ:+9.7%、British Airways:+6.8%。Air France-KLM:+2%と比較しても最も高い数値となった。

乗降客数の増加を反映して10月の売上高は前年比15%増となり、国際線は16%増、欧州線は43%増を記録した。2010年1月―10月期については売上高の63%は国際線・欧州線で占め、前年同時期の57%より6%割合が高まっている。

同社では10月31日からの2010年―2011年冬期より、2009年に比べ運行路線を8路線拡大し運行能力も8%アップしている。2012年に予定されていた「ローマー北京線」も1年早めて2011年中に運行開始の予定である。

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