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2010/7/31

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


2009年のイタリア企業の収支決算
売上高7.2%減少 黒字企業65.4%に  

ビジネスインファオーメション分野の専門企業Cerved Groupが2009年のイタリア企業収支決算の分析内容を発表した。これは全国商工会議所に提出された18万5千社の決算報告書を対象としたもの。
企業の売上額については前年比7.2%の減少が記録された。地方別にみると、北イタリアの企業で同8%減、一方、イタリア中部は同5.1%、南イタリアでは同4.0%と、産業活動の盛んな北イタリア企業が、金融危機の影響をより強く受けるという結果となった。特に打撃の大かったのは、製造業の集中度の高い北イタリアのヴェネト州(9.3%減少)、ロンバルディア州(同9.2%減)、フリウリ・ジュリア・ヴェネツイア州(9.1%減)、エミリア・ロマーナ州(同8.2%)。

売上高減少の結果、最終的に黒字決算となった企業は全体の65.4%となり、前年の同71%を下回ることとなった。


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産業動向 INDUSTRY


ファッション都市ミラノの経済規模 調査
パリ、ニューヨークと比較


7月下旬、ミラノ市の委嘱によりコンサルタント会社Bain&Company等が実施したファッション都市ミラノの経済規模に関する調査結果が発表された。ミラノにおけるファッション産業の経済価値や位置づけ、パリやニューヨークなど競合都市に比べての強さや弱みを分析することが主目的。 これによると、ミラノに“クリエーティブ”部門を持つ有名ブランド企業35社の世界市場での売上高総額は約110億ユーロ。 これはパリに本拠を持つ35社の売上高130億ユーロよりは少ないが、ニューヨークの同10社の100億ユーロよりは大きい規模となる。

一方、ミラノで開催されるファッションショーや見本市の開催時にミラノを訪れる世界からのバイヤーによるオーダーの総額は年間170億ユーロ。そのうち120億ユーロはミラノコレクション(メンズとレディス)から発生し、残りの50億ユーロはMilano Unica(テキスタイル)、Micam(靴類)Mipel(バック類)など、総計で60日程度の開催日となる十種の見本市によるもの。

毎年、1月-2月の2週間と6月と9月の2週間、合計22日間に及ぶミラノ・ファッションウイーク(Milano Moda)のビジター数は55000名。一方、上記した10の見本市のビジター数は33000名。

ミラノ市内のファッション関連ショップ売上高は60億ユーロ。そのうち30億ユーロは一流店300店舗、30億ユーロは一般店舗800店舗から。小売店舗の売上額はニューヨークは120億ユーロ、パリ90億ユーロでミラノより格段と高いが、これはパリ(人口約220万人)やニューヨーク(同800万人)は人口および旅行者数がミラノ(同130万人)より格段と多いためで、一人当たり購入額は、三都市の中でミラノが一番高いと、調査レポートでは指摘している。

なお、ホテル、レストラン、サービス業におけるファッション関連の波及経済効果は約1億1500万ユーロ。ブランド企業、店舗、専門学校など広義の意味でファッション関連の雇用者数は5万名。


6月の欧州域外への輸出26.4%増
日本への輸出も10.3%増


世界各地の景気の回復、ユーロ安に支えられ、イタリア製造業の受注額が大幅に伸びている。イタリア統計局ISTATのデータによると、2010年5月の海外からの受注額は前年同月に比べ49.2%にのぼり、2005年以降最高の伸び率を記録した。部門別にみて好調なのは、輸送機器、機械装置製造、電子機器・工学機器の製造、金属製品製造、化学製品製造、電機機器製造など。

2010年6月の欧州域外への輸出も前年同月比26.4%増と好調で、中でも対トルコは前年同月比66%増、インド動41.4%、ロシア40.7%、中国、31.7%、スイル23.6%、日本10.3%増を記録した。

社会・ライフスタイル LIFESTYLE


「宝くじ」収入からの文化活動補助金48%減
芸術や考古学部門は9割減

財政赤字削減が急務となっている中、イタリアの宝くじ「ロット」収入から文化活動補助金として割り当てられていた「ロット基金」が2010年は例年より48%減少して総額6090万ユーロと大幅減額となることとなり、関係者に大きな波紋を投げかけている。

部門別では、「芸術」が前年91%減で450万ユーロ、「考古学遺跡」が同84%減で320万ユーロ、「古文書館」が同84%減で140万ユーロ、「図書館」同82%減で140万ユーロと厳しい予算削減が施される。一方、増加したのは「映画と演劇」部門で、前年比28%増の1190万ユーロとなり、このうち480万ユーロはローマの建設中の映画記念館「チネチッタ・ルーチェ」に、そして、約100万ユーロが、バーリのペトルッゼッリ劇場(1991年に火事で全焼し、最近再建された)にまわされる。

この「ロット基金」は文化財や歴史的建築物の大型修復プロジェクトに活用されてきた。たとえば、フィレンツエのウッフイツィ美術館整備(1998年―2006年、4900万ユーロ)ピサ斜塔修復(2004年ー2006年、200万ユーロ)、ローマのカラカラ浴場やドムス・アウレア、ティボリのヴィッラ・エステ、パヴイーアの大聖堂、マントヴァのパラッゾ・ドゥカーレなど。


イタリアの海岸線96%が海水浴に合格
海水浴場数4921ケ所でヨーロッパ最大

夏のバカンスシーズンを前にイタリア厚生省が2010年6月下旬に発表した「海水浴場の水質レポート2010」によると、イタリア半島の海岸線全長7375キロのうち、港や河口などを除く海岸線5175キロの96%にあたる4969キロが海水浴に適する水質基準に合格と評価されている。公害や諸事情で海水浴禁止となっているのは3.%の223.3キロのみという。
また、厚生省では、2010年6月から全国市町村単位で海岸の水質をオンラインでチェックできるインターネットサイトも開設した。

さらに、同省の発表では、2010年現在、イタリアの海水浴場は4921ケ所あり、ヨーロッパ全体13741ケ所の中で第1位をしめ、フランスの2005、スペインの1910、ギリシャの1273ケ所に大きな差をつけている。

なお、今夏のイタリア人のバカンス、7月25日の「イル・ソーレ・24オレ紙」の報道では、目的地は例年同様、約80%が「海」であるものの、不況を反映して節約志向が進み、例年に比べ、近距離の海を滞在地に選ぶ人が増えているという。

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