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2009/9/30

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


9月の工業生産 前月比3.3%減
イタリア経団連の産業動向速報  

9月末日にイタリア経団連Confindustria調査部が、2009年9月の「産業動向速報」を発表した。この速報は同調査部が毎月実施しているイタリア製造業・中規模・大手企業380社のパネル調査をベースとしたもの。8月には工業生産額が前月比6.7%増を記録したものの9月には逆に前月比マイナス3.3%となった。なお8月―9月期の工業生産額は、6月―7月期に比べると5.5%上昇している。 

一方、2009年第三四半期の工業生産額は第二四半期と比較し、3.9%増を記録。前年同期比では16.8%減だが第二四半期の同21.9%減に比べると、状況の回復が見られる。

新規受注については、8月は前月比0.7%増、9月は同0.4%増。

同調査では、工業生産は回復傾向にあるもののまだまだ予断を許さない状況としている。


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産業動向 INDUSTRY


ファッション・ストリート1月―7月期
外国人旅行客のTaxFree売上高激減


Tax Free購入リファンド会社の大手Global Refund 社が2009年1月ー7月期の動向レポートを発表した。これによると、イタリアにおける欧州域外からのショッピング客のタックス・フリー購入は、購入額で前年比15%減、取り扱い件数で12%減を記録した。一人当たりの平均購入額は735ユーロで前年比3%減。

国籍別にみると、前年同期比で購入額の減少幅の最も激しいのはウクライナ人の31%減、ロシア人の同25%減、一方、日本人と中国人はそれぞれ同14%増、13%増と増加傾向を示した。

国籍別に一人当たりの平均購入金額をみると、最も高いのがウクライナ人で971ユーロ、次が香港で952ユーロ、3位中国で800ユーロ、台湾777ユーロ、米国766ユーロ、ロシア759ユーロと続く。一方興味深いのは、日本人旅行者で一人当たり購入額は620ユーロと主要調査対象国の中で最下位の一つを占めている。

都市別では、ミラノが最も打撃を受け、取り扱い件数は前年比40%減、取扱額は20%減となった。
4大都市についてショッピングストリート別に分析をすると、前年比減少額が顕著であったのは次の有名ストリート。ミラノはスピガ通りが前年比28%減、モンテナポレオーネ通り同22%減。ローマではボルゴンニョーナ通り同24%減、フィレンツエは、ストロッツィ通りと広場同25%減、ヴェネツイアはサンマルコ広場同25%減。世界的な有名ストリートほど減少率の厳しい結果となっている。


2009年1―5月期パスタの輸出5%減
来年4月に「パスタ見本市」スタート


9月下旬に、UNIPI(イタリア・パスタ製造工業連合)が発表したデータによると、2009年1―5月期のパスタ輸出額は前年同期に比べ約5%減少した。金融不況に発生した経済不況により、2008年まで9年間、継続して高い割合で増加を続けてきた欧州連合域外への輸出が打撃を受けたことになる。業界では、本年下半期からゆっくりとした回復期に入るものと予測している。

2008年のイタリアのパスタ生産額は約3億1600万トンで世界1位。 輸出額は生産の約半分を占める1億6200百万トンで、前年比5.58%減であった。輸出先は量ベースでドイツ20.1%、フランス14.5%、英国13.8%、米国7%、日本5%、「その他」39.5%の順。 「その他」の中では中国とインドが急成長をしており、毎年8-9%の割合で輸出量が増加している。 金額ベースでは2008年の輸出総額は約47億ユーロ。
なお、イタリア人のパスタ消費量は年間26キロ。

2010年4月24日から27日に、ボローニャで新しい見本市「パスタトレンドPastatrend」第1回が開幕する。パスタのみを専門とする国際見本市は世界でもはじめての試みで注目を集めている。

社会・ライフスタイル LIFESTYLE


世界の美術館の入場者数トップテン2008
イタリアではヴァティカン美術館が7位に

2008年における世界の代表的美術館・博物館のビジター数・売上収入ランキングが9月末にプライス・ウオーターハウス・クーパーより発表された。 それによると、1位がパリのルーブル美術館(830万人)、2位が同ポンピドーセンター(550万人)、3位がロンドンのテート・モダン(近現代美術館)(520万人)、4位が同じくロンドンの大英博物館(480万人)、5位はニューヨークのメトロポリタン・ミュージアム(MOMA)(450万人)。

一方、イタリアはというと、10位内に入ったのはヴァティカン公国にある「ヴァティカン博物館」(ビジター数430万人)の7位のみ。10位ー20位内にもイタリアの美術館のランク入りはなく、26位にはじめてフィレンツェの「ウフィツィ美術館」が160万人、26位ヴェネツィアの「ドゥカーレ宮殿」同140万人、31位フィレンツェの「アカデミア美術館」120万人が入っている。

売上収入については、ビジター数5位のニューヨークのMOMAが1億2300万ユーロとロンドンのテート・モダンの5600万ユーロに大きな差をつけてリード。一方、イタリアはウフィツィ美術館が1800万ユーロ、ドゥカーレ宮殿1500万ユーロ、アカデミア美術館1100万ユーロ。

イタリア文化財省の委嘱でイタリア美術館に関する調査を行ったコンサルタント会社は、「入場料収入に加え、オリジナルのマーチャンダイジング、ミュージアムショップ、コーヒショップやレストラン、ライブラリー、ガイド付き見学など広範囲な活動を行っているMOMA」の経営手腕にイタリアも学ぶべき点があるのではと提言している。


イタリアの国際養子縁組事情
東欧からの子供が全体の50%

このほど、国際養子縁組委員会Commissione Adozioni Internazionaliが、2009年上半期におけるイタリア国際養子縁組動向を発表した。

イタリアではイタリア人の子供を養子にすることが手続き上非常に難しいこともあり、国際養子縁組を行い外国生まれの子供を養子を迎え入れる風習が根付いており、2009年6月末現在、正規の国際養子手続きに基づいてイタリアで暮らす外国生まれの養子の数は25860名にのぼる。

2009年1-6月期に国際養子縁組による児童の入国許可申請を行った夫婦の数は1859件で認可のおりたのはそのうち1468件で前年同期比12.6%。申請した夫婦の居住地域別ではロンバルディア州が首位で以下、ヴェネト、トスカーナ州と続く。養子を申請する夫婦の平均年齢は夫41.8歳、妻39.8歳で、実子のいない夫婦が89.5%を占める。学歴については養父となる夫の30.5%が大学卒、母親の35.8%が大学卒とイタリアの全国水準(大学卒:男性約8%、女性約6.4%)に比べる高学歴であることが特色。

外国人養子の出身地としては東欧諸国が首位を占め、2008年上半期では全体の36.3%だったものが2009年同期では同50%以上のシェアを占めている。国籍別では、1位ロシア18.1%、2位ウクライナ15.3%、3位コロンビア9.3%、4位ブラジル8.0%、5位ポーランド、エチオピア各7.2%、7位ベトナム6.7%、8位インド3.7%、9位ブルガリア3.4%、10位その他40ケ国計21.1%。

なお、2009年上半期に実現した国際養子の平均年齢は5.68歳。男子が56.8%、女子が43.2%。

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