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2009/6/30

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


6月のインフレ率 0.5%
1968年以降の最低値に  

6月30日のイタリア統計局ISTATの発表によると、6月のインフレ率(速報値)は前年同月比+0.5%、前月比+0.1%で1968年以降の最低値を記録した。 Isaeでは、今後さらにインフレ率の低下が進み7月、8月はゼロに近づき、インフレ率が再び上昇に向うのは夏以降とみている。

とはいえ部門別にみると、6月にはエネルギー製品は前月比で+2.6%を記録。特に「クリーン・ガソリン」は前月比+6.4%となった他、軽油も同+2.2%。一方、ガスは同-0.1%。

なおこれまで続いていた「パン・穀物類」の価格上昇も前年同月比+2.2%(前月比+2.9%)と値上がりに歯止めがかかった。特に「パン」は同+0.9%。(前月比+1.1%)

一方、エネルギーおよび食品以外の分野の傾向としては、携帯電話の価格が同-13.7%(前月比-7.6%)と大幅な値下がりをした他、「薬品」も同-2.2%(前月比-1.8%)を記録している。一方、鉄道運賃は同+6%、船舶運賃は同+8.3%と値上がりしている。


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産業動向 INDUSTRY


社員へのフリンジ・ベネフィット
携帯電話、自動車、PC、ガソリン代、
社員食堂


このほど、コンサルティング会社Od&M Consultingが民間企業の社員に対するフリンジ・ベネフィットに関するデータが発表された。これは同社が2009年4月に、民間企業に勤める13万名以上の社員を対象に、「上級管理職(Dirigenti)」、「中間管理職(Quadri)」「一般事務職(Impiegati)」の職階別に、企業から給与以外に支給されている便宜供与の内容を調査したもの。
上級管理職に対するベネフィットとしては、1位が「携帯電話」で85.0%、2位が「自動車」73.8%、3位が「PC」68.7%、4位「ガソリン代」50.6%、5位「社員食堂あるいは食事券(外部食堂で利用可)」48.2%。 

なお、「中間管理職」の場合は、1位「携帯電話」66.5%、2位「PC」54.5% 3位 「社員食堂・食事券」54.2% 4位「自動車」33.8%で、5位には「クレジットカード」22.7%が入っている。一方、「一般職」については、「社員食堂・食事券」が1位となり40.0%。2位「携帯」25.4%、3位「PC」21.0%、4位「自動車」11.0%、5位「ガソリン代」7.5%。

なお、同調査では企業規模別の分析もしているが、企業規模が大きくなるにつれて、各項目とも数値が上昇していると報告している。


イタリア人大学生のあこがれの就職先
フェッラーリ、アルマーニと「新顔」アップル


スウーデン企業Universumがこのほど、イタリア人大学生の夢見る就職先企業ランキングを発表した。これはイタリア全国20の大学に在籍する約8000名の大学生を対象に行ったインタビュー調査の結果。

これによると、2009年のトップは昨年同様にフェッラーリ。2位はアップル社。3位も昨年同様にジョルジョ・アルマーニ。4位はインテーサ・サン・パオロ(銀行)、5位はグーグル。6位はプロクター&ギャンブル、7位はロレアル、8位 欧州中央銀行 9位 ウニクレディト・グループ(銀行)、10位 コカ・コーラ。
昨年に比較して、ランキングが顕著に上昇したのは、11位のLVHM (昨年34位)、19位のENI(同29位)、33位のアーセンチュアー(同50位)、逆にランキングの下降したのは今年24位のノキア(昨年7位)、23位のベネトン(同9位)、11位のヴァレンティーノ(同22位)、45位のヴォーダフォン(30位)など。

なお、他のヨーロッパ各国のランキングをみると、フランス人学生の1位は「LVHM」、ドイツは「ポルシェ」。一方、英国では、ランキングの1位―3位は、J.Pモーガン、プライスウオーター・ハウス・クーパーズ、ゴールドマンサックスと、金融関係およびコンサルティング会社が占めている。

社会・ライフスタイル LIFESTYLE


経済危機でも夏バカンス人口は11%増加
「節約志向」は顕著に

経済危機、消費低迷の中で注目されているこの夏のバカンス動向に関し、6月中旬に小規模商業者の全国団体Swg-Confesercenti の予測が発表された。

同予測では、この夏、バカンスに旅立つイタリア人の数は3750万人で昨年の3370万人より人数では11%上昇する。しかし、夏休みの日数は平均して1日短縮、旅行費用も2008年の一人当たり平均1056ユーロに対し、2009年は平均946ユーロと削減傾向にある。また、夏休みのピークとなり料金もハイシーズンとなる7月、8月を避け、6月にでかける人も5%増加する反面、7月は同3%減、8月は4%減と予測されている。バカンスの中身や時期に影響を与えた要因としても41%が「不可分所得」によるとしており、節約志向が顕著にでている。

経済不況はバカンスの行き先にも影響を与えており、行き先についての質問(複数回答)には「自分のいる州内で過ごす」が20%,「イタリア国内の別の州で過ごす」が53.0%と「イタリア国内」が合計で73%をしめている。国内で人気の州はトスカーナ州、プーリア州。
国外はヨーロッパ諸国の25%で、スペイン、フランス、少しあいてギリシャかクロアチアの海の順で、その他の国外としては、米国3.4%、アフリカ2.1%、アジア1.4%など。近場でのバカンスが主流となっている。 交通手段としては、自動車が65%で昨年の60%より5%上昇する一方、飛行機は昨年の30%から今年は22%と減少。


大学の学部別パフォーマンス調査
最下位は「文学部」 ベスト3は「化学・薬学」「医学」「経済」

イタリアでは2010年度から「学部パフォーマンス」の向上を目的とした「大学改革」が予定されているが、このほど「アルマラウレアAlmalaurea」が大学改革の指針となる「新たな評価基準」で現行大学を分析調査した結果が日刊経済新聞Il Sole 24 Ore紙に発表された。「アルマラウレア」は、イタリアの53の主要大学の加盟しているコンソルツィオ。

同調査は、14の専攻学部コースについて、大学卒業後3年以内の大卒者を対象に、@規定の年数内で卒業したかどうか A授業を75%以上出席したか B企業インターンなどの経験をしたか C外国留学を体験したか D奨学金を取得したか E専攻した学部を満足したか F教師群に満足したか G卒業1年後に就業しているか H卒業後1年以内に就業した卒業生の手取り月給額 I同じ大学で同じ専攻コースをもう一度行うか、など合計10項目について評価したもの。

総合成績(500点が最高点)の1位は「化学・薬学」で365点、2位「医学」327点、3位「経済・統計」300点。4位は「理学」292点、5位「教育」277点、6位「農学」277点、7位「工学」273点、8位「地質・生物学」254点、9位「政治・社会」、10位「語学」219点、11位「心理学」196点、12位「建築」177点、13位「法学」173点で、最下位は14位「文学」146点。 全体としては理数系の学部のパフォーマンスが高く、人文系が低い傾向にある。

項目別にみると、@の規定年数内での卒業、A出席率75%以上 F教師への満足度については「医学」が1位。一方、H卒業後1年後の手取り月給やIもう一度この学部を専攻するかでは、「工学」が一位となっている。

ちなみに、卒業後1年の大卒就業者の平均取り月給は、工学部1170ユーロ、経済学部1160ユーロ。一方最下位の文学部は同776ユーロ。

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