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2009/4/30

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


2009年GDP成長率 マイナス4.2%
国庫省 予測値を大幅見直し

4月末に発表されたイタリア国庫省の経済・財政報告では、イタリアの2009年GDP成長率は本年2月末現在の予測値マイナス2.0%から2.2ポイント下がり、マイナス4.2%の成長ととなる見込み。同報告では回復の兆しは少しずつ見られるものの数字で表れるのは2010年第二四半期以降で、2010年の成長率はプラス0.3%と予想している。

2009年のGDPに対する財政赤字の割合は4.6%で、これも本年2月現在の予測値3.7%を0.9ポイント上回る。その結果、累積財政赤字も2009年2月時点では2009年110.5%、2010年112%、2011年111.6%であったものが、今回の発表では2009年114.3%、2010年117.1%、2011年118.3%と数値の見直しが行われている。

失業率については、2009年は8.6%と上昇し、2010年は微減し8.5%となるものの2010年は8.7%の見込み。


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産業動向 INDUSTRY


消費者の信頼度5.1ポイント上昇
工業生産額のわずかながら回復傾向


イタリア経団連Confindustriaと経済研究所ISAEが4月末に発表した月例景況報告によると、「消費者信頼度指数」が本年3月の99.8から4月は5.1ポイント回復し104.9を記録した。「経済全体への評価」も、3月の67.1から4月は71.6と上昇している。調査時期は4月1日から18日。
一方、「現在の経済状況評価」は3月111.5、4月111.9、また「自分自身の経済状況評価」も3月119.1、4月119.0とほぼ変化がない。

なお、ISTATデータをもとにした同研究所等の推定では2009年4月の工業生産額は前年同月比で22.2%減少で、この3月は同22.4%減少であったことから、工業生産の減少も底をついたのではという見方が生まれている。また、この4月の工業生産額(季節調整値)は対前月比で1.5%増と、11ケ月ぶりにプラス成長を記録している。


イタリア納税者の申告所得平均は18324ユーロ
総納税者数 4075万人


4月はじめ経済金融省により2006年の納税者申告所得金額データが発表された。
これによると、2006年の納税者総数は40,752,847名で課税所得額合計は637,536,496ユーロ。1人当たり平均の申告所得額は18,324ユーロで前年の2005年に比べ5.9%の増加を記録した。 所得額別に分布をみると「7500ユーロ以下」が全体の27.0%で、「7500-15000ユーロ」が24.7%、「15,000-25,000」28.4%、「25,000-35,000」11.3%、「35,000-70,000」6.6%。 なお、「70,000−100,000」は1.16%、「100,000-200,000」は0.7%、「200,000以上」は0.17%で、年間申告所得が70,000ユーロ以上となる納税者合計は828,634名で納税者全体の2.03%を占めることになる。

なお、職種別に平均申告所得額をみると、「被雇用者」19,129ユーロ、「年金生活者」13,046ユーロ、「自営業」36,388ユーロと自営業の所得高さが目立つ。地域別にみると、イタリア北西部 20,829ユーロ、北東部 19,309ユーロ、中部19,173ユーロ、南部14,626ユーロ、島部(シチリア、サルデニャアなど)14,938ユーロと南北の格差は顕著である。

社会・ライフスタイル LIFESTYLE


ノーベル医学生理学賞受賞 リータ・レーヴィ・モンタルチーニ女史
4月22日に満100歳を祝う

1986年にノーベル医学生理学賞を受賞したリータ・レーヴィ・モンタルチーニ女史がこの4月22日に満100歳の誕生日を祝った。
リータ・レーヴィ・モンタルチーニは1909年4月22日トリノの生まれ。1937年医学部卒業後すぐに研究活動に入る。 ユダヤ系のため、ファシスト期の1938年にイタリアからベルギーに逃れるが、ベルギーがドイツ侵攻を受けて1940年にイタリアに帰国。1943年にはドイツ軍の手から逃れるためにフィレンツェに移り隠れ家を渡り歩きレジスタンス活動に協力しながら終戦を迎える。戦後1947年アメリカにわたり、神経成長因子(NGF:nerve growth factor)に関する研究成果をあげ、この成果が1986年のノーベル賞受賞の理由となる。

2001年8月よりイタリアの終身上院議員。現在も自身で創立した研究所EBRI(European Brain Researth Institute)に毎日通い研究活動を陣頭指揮している。また、アフリカ女性の教育自立を助ける財団を設立するなど社会活動にも尽力している。
ノーベル賞受賞者で100歳に達した人は、モンタルチーノ女史がはじめてとのこと。

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