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2008/11/30

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


イタリア政府の「経済危機」緊急対策
低所得世帯へボーナス支給など決定

11月29日、今回の経済危機から家庭や企業を守る36項目からなる政府の緊急対策が発表された。主な内容は以下の通り。

*低所得世帯へのボーナス支給
年間所得22000ユーロ以下の低所得世帯(障害者のいる世帯は35000ユーロまで)には子供数により200ユーロから1000ユーロまでの一時金を支給。約800万世帯が対象で総額24億ユーロ。対象者は2009年1月末までに申請を行う。

*変動性の住宅ローン利率上限4%に
2008年10月31日までに変動性利率で契約した住宅ローン金利を2009年末まで上限を4%に制限し、4%を越えた分は国が負担する。新規契約の住宅ローン利率はBCEの金利に準ずるものとする。

*公共サービス価格の凍結
電力・ガス代など公共サービス料金を2009年一杯凍結する。高速道路料金も少なくとも2009年上半期まで価格凍結。

*企業のIRES(企業所得税)および IRAP(州事業税)の減税。2008年内支払いの2009年分前払い金について3ポイント下げる。付加価値税IVAの国庫納税時期を請求書発行時ではなく入金確認時を基準とする。

*非正規雇用社員に対しても失業一時金支給
「不況業種」と指定された業種で働く契約社員で最低3ケ月間社会保険料を納めた者には、前年度申告所得の5%を失業一時金として支給する。


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産業動向 INDUSTRY


カントリー・ブランド2008
イタリア世界第4位に


11月中旬に国際ブランドコンサルタント会社Future Brandがロンドンで発表した2008年の国別ブランド・ランキングCountry Brand Index Reportsで、イタリアはヨーロッパで1位、世界で4位の座を占め、昨年の5位から一歩前進した。これは世界主要9ケ国から2700名の国際ビジネスマンやトラベラーを対象に旅行目的地としての国別ブランドイメージを評価するための調査で今年度が4年目。
総合1位は3年連続でオーストラリア、2位カナダ、3位米国、4位イタリア、5位スイス、6位フランス、7位ニュージーランド、8位英国、9位日本、10位スウエーデンがベストテン。

文化、生活、ビジネス、安全性、技術など20以上の分野別の評価も行っており、分野別では、イタリアは「芸術・文化」および「食事」部門で世界1位、「歴史」部門と「是非訪れたい国」部門で同2位となっている。

ちなみに、日本は「ナイトライフ」部門、「先端技術」および「クオリティ・プロダクト」部門で世界1位の座を獲得している。


農業機械の輸出好調前年比
穀物価格値上げ・穀物生産急増の影響


ボローニャで11月12日から16日まで開催された農業機械国際見本市EIMA(Esposizione Internazionale di Macchine per l'Agricoltura)でイタリアの農業機械の動向データが発表された。

2008年1月10月期にイタリアで生産された農業用トラクター類は23571台で前年比1.5%と微増ながら、コンバイン(刈り取り脱穀機)は前年比23.7%と急増した。2008年の農業機械生産総額は前年比9.7%増の83億ユーロに達する見込み。

好調なのは輸出で、2008年はトラクターは前年比24.1%増で16億ユーロ、コンバインは8.7%増で25億ユーロの見込み。 特に穀物価格の値上げ、それにともなう穀物生産の急増により、新興国における農業機械への投資が増えているためで、2008年上半期について対ブラジルへの輸出が前年比80%増、インド同70%増、中国同58%増と大幅に増えた。

社会・ライフスタイル LIFESTYLE


モンテナポレオーネ通り世界4位に
ショッピングストリート賃料番付

11月中旬に不動産関連会社のCushman & Wakefieldが発表した世界ショッピングストリート地価レンキング2008によると、ミラノのモンテナポレオーネ通りVia Montenapleoneは賃料が1u当たり年間6700ユーロで、ロンドンのニュー・ボンド・ストリートを越えて世界4位となった。100uのショップの場合年間賃料が67万ユーロとなる計算である。

なお第1位はニューヨークのフィフス・アヴェニューでユーロ建て17044ユーロ、2位香港のCauseway Bay 同12161ユーロ、3位パリのシャンゼリゼ通りで7732ユーロ。5位はダブリンのGrafton Street、6位ロンドンのニュー・ボンド・ストリート。7位は東京の銀座通りで5413ユーロ。

なお、Cushmanのリサーチャーはこれまでの経済不況の際も、最高級ショッピングストリートについては賃料は安定もしくは逆に値上がりする傾向がみられたと補足している。


「万引き白書2008」昨年比4%増
カミソリ、プリンターカートリッジ、チーズが盗品御三家

11月中旬に、店舗の盗難防止策世界的リーダーCheckpoint System社が「万引き白書2008」を発表した。これによると、2007年7月から2008年6月までの1年間のイタリアにおけるスーパー、ディスカウントストアなど小売店舗における盗難総額は約29億7700万ユーロで前年比4.1%増。店舗売上額に対する盗難額比率は前年度1.23%から1.28%に上昇した。

万引き商品のベストテンは、第1位「安全カミソリ」15.4%、第2位「プリンタ用インクカートリッジ」14.3%、第3位「高級チーズ」8.6%、第4位「香水・化粧品類」7.8%、第5位「肉・サラミ類」6.8%。 なお今年度の特色としては「洋服やランジェリー」が昨年比18.3%増、「生鮮食料品」同16.8%増、携帯やiPod やデジカメなど「デジタル機器」が同12.6%と増加したこと。

店舗側では全売上額の0.36%にあたる7億9800万ユーロを警備員巡回や金属探知機や防犯カメラ設置など万引き防止策として使っている。
店舗の種類別の万引き被害は、防犯対策の進んでいる大型流通店では昨年比0.2%減少しているがディスカントでは6.2%増、街角の小型スーパーでは4.6%と増加している。万引き犯人としては約半数が盗難プログループとお店の客によるもの、30%が店員、6.7%が商品供給にきたサプライヤーによるものと同レポートでは分析している。

なおEU24ケ国のレベルでは流通売上げに対する「万引き」比率は1.27%で前年比は0.8%増。EUの中では最も万引き率の高いのがフランスで1.37%、次がベルギー・ルクセンブルで1.36%、アイルランド1.36%でイタリアは9位。一方、昨年比ではオーストリアが7.4%増、スイスが5.2%増を記録している。

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