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2008/7/31

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


GDP成長率2008年0.4% 2009年0.7%
ISAE 経済予測

経済関連シンクタンクISAEが7月下旬に2008年、2009年の経済予測を発表した。
これによると、原油高、不安定な金融市場、継続するユーロ高など外的要因の影響を受け、イタリア経済は2009年末まで低成長が続く。2008年のGDP成長率は0.4%増と2008年3月時の予測に比べ0.1ポイント低下した。 2009年のGDP成長率は0.7%増。なお、ユーロ圏の平均値は2008年0.8%増、2009年0.7%増。インフレ率は2008年3.6%増、2009年2.4%増の見込み。

その他の主な予測は次の通り。
輸入額 2008年前年比1.1%増 2009年同3.2%増
輸出額 2008年前年比2.5%増 2009年同3.2%増
家計消費 2008年前年比0.2%増 2009年同0.7%増


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産業動向 INDUSTRY


<流通特集> 転換するイタリアの流通構造
小型商店の閉店加速進む:電化製品・食料品店が大幅減少


イタリア商業連盟Confcommercioの調べによると、2008年1月―3月期だけでもイタリア全国で閉店した商店総数は13300店舗におよび、イタリアの各都市における小型商業店舗の閉店が加速されている。
イタリアでは1998年に商業法が改正され、商業店舗開店ライセンス制の廃止など流通市場の自由化・合理化が進められてきたが、物価高・消費危機などの影響も受け、2008年には1998年以来始めて店舗閉店数が新規開店数を上回る見込みである。

同連盟が「全国商業動向調査Osservator Nazionale del Commercio」を分析した結果によると2002年から2007年の5年間の店舗数変化を部門別にみると、最もドラスティックに減少したのは電化製品部門で大型家電店の相次ぐ開店により小規模電気屋の数は5733店舗少なくなっている。食品関係店舗数も大幅に減少しており、肉屋は5年間で2865店舗、八百屋は同1922店舗、食料専門店(生鮮食料品以外)同4789店舗の減少を記録している。
同連盟では、町から小売店舗が消えて行くことで、地域の安全性維持に商店主が果たしてきた役割も失われ、地元の治安に悪影響がでてきていると懸念している。


フランチャイジング・訪問販売売り上げ増加

従来型の小型店舗を閉めて、フランチャイジング入りする商業者が増えていることもあり、フランチャイズ店舗は堅実な伸びを示している。フランチャイジング協会Assofranchisingの調べでは、2007年のフランチャイズ店舗の売上高は前年比5%増の211億ユーロ。販売拠点数は53,000店舗で前年比7%増。
また、全国訪問販売業者協会Avediscoのデータによると訪問販売も好調で2008年第一四半期の売上げは前年同期比5%増で3億3400万ユーロ。2008年全体では14億ユーロに達す売る見込み。

ファッション・アウトレット 2ケタ台の成長

都市の郊外部にあるファッション・アウトレットの売上げが大きく伸びている。2008年1―6月期の売上げ高は、好調だった2007年以上に業績がよく、各アウトレットとも前年同期比2ケタ台を記録。
特にパルマ県フィデンツァのFidenza Villageでは2008年上半期の売上げは前年同期比33%増。イタリアとの国境ルガーノのFoxTownは同21%増。

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


イタリアの大学評価「通信簿」
ミラノ工科大学とボッコーニ大学が首位

7月中旬に日刊経済新聞Il sole 24 oreが「イタリアの大学評価通信簿」を発表した。これは各大学の教育や研究の内容や成果など9つの評価指標の得点を総計したもの。総合900点満点のところ、国立大学部門ではミラノ工科大学が第1位で721点、第2はトリエステ大学、第3位モデナ・レッジョ・エミリア大学、4位パヴィーア大学、5位トレント大学、6位トリノ工科大学、7位フェッラーラ大学の順となった。一方、私立大学部門ではミラノのボッコーニ大学が720点で首位。2位は同じくミラノのサン・ラファエッレ大学(医学・健康学部)、3位ローマLuiss大学 4位ミラノ・カトリック大学、5位ヴァレーゼのカステッランツァ大学となった。ミラノを中心とする北イタリアの大学の健闘ぶりが目立つ。

なお、大規模な国立大学の総合得点は低く、ナポリ"フェデリコII"大学が31位(468点)、ミラノ国立大学35位(428点)、ローマ・サピエンツァ大学は50位(337点)の結果に終わった。

評価指標は、「教師の研究内容評価」、「外部機関から導入した研究費の割合」、「入学学生の高校卒業資格試験点数」、「地域外からの入学者の割合」、「在籍学生留年率」、「正規年数内での大学卒業者割合」、「教師一人あたりの学生数」の9項目。


シチリアへ海から上陸する「非合法移民」
2008年前半12%増・アフリカ奥地からも

7月下旬にイタリア内務省が発表したデータによるとアフリカ諸国からゴムボートや小型船などで地中海を渡り南イタリアのシチリア沿岸に上陸する移民者数が増加している。

2008年の1月ー6月の半年間にシチリア沿岸に上陸した「非合法移民」の総数11,949名で昨年同期より12%多く、2005年以来3年ぶりの高い数値を記録した。移民を乗せた船の到着件数は計250件におよび、そのうち170件、人数にして計10000名以上がシチリア南部のランペデューサから上陸している。上陸した移民の中には戦火や政治的圧制を逃れての「政治亡命者」も含まれる。移民の性別は男性83.2%。後は女性と子供。なお、上陸目前にシチリア湾内で死亡あるいは行方不明となった者は387名。

最近の特色はこれら移民たちの出身国が、チュニジアやモロッコなど近場の北アフリカ諸国にとどまらず、深刻な経済危機や内戦などの影響を受けて、アフリカ東部や西部あるいはサハラ砂漠近隣地域から来る者の割合が急増していること。
総計11,949名のうち出身国別では、ソマリヤが首位で2556名。2位はナイジェリアで1850名。3位チュニジア1287名、4位ガーナ853名、5位モロッコ849名 6位エジプト557名 7位ブルキーナ 8位象牙海岸277名 9位エリトレア240名 10位トーゴ202名など。

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