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2008/4/30

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


2008年2月の輸出10.9%増
貿易収支も大きく改善

イタリア統計局ISTATの発表によると2008年2月のイタリアから全世界への輸出総額はユーロ高にもかかわらず、前年同期比10.9%増となり、輸入額の同5.3%増の2倍の数値を記録した。なお、本年1月―2月期の輸出総額は581億4千万ユーロで、前年同期比11.1%増。この結果、貿易収支の赤字額も前年の18億6900万ユーロから2008年2月末時点で4億800万ユーロと大幅に改善した。

対EU諸国の貿易収支も好調で2月は輸出6.4%増、輸入0.5%増。1−2月期のEU諸国への輸出額は前年同期比6.7%増の343億6百万ユーロで、2月の貿易収支は昨年同月の1億2500万ユーロの赤字に対し、9億5百万ユーロへ黒字転換した。輸出国別では、EU主要国については、対ドイツが8.3%増、フランス8%増、スウエーデン16.1%増、ポーランド22.8%増など。なお、新たなEU加盟国、チェコ、ルーマニア、スロバキア等への輸出も前年同期比20%増を記録している。

輸出製品の分野別で業績のよかったのは、石油精製製品37.4%増、機械18.4%増、食品・飲料17.6%増、繊維アパレル11.7%増、皮革製品7.1%増。


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産業動向 INDUSTRY


家電類の売上げ 160億ユーロの市場
白物家電・小型家電・デジカメが好調


Gfk Marketing Service Italiaの行った「イタリア耐久消費財市場2007」レポートが4月はじめに発表された。

本レポートによると、2007年のイタリアにおける耐久消費財の売上高は16億5300万ユーロで前年比2.9%増。好調なのは「白物家電」「小型家電」そして「デジタルカメラ」。マイナス成長を示したのは「携帯電話」

地域別では、「南イタリア」前年比5%増、「北西イタリア」同4%増、「中部イタリア」同3%増、一方「北東イタリア」同1%減。
分野別に内訳をみると、第一位がテレビやビデオなど「一般家電類」で全体の27.0%を占める。ビデオやLCD―TV等が前年比20%以上の売り上げを記録したものの全体としては前年比2.0%に留まった。第二位は「白物大型家電類」で19.8%。台数ベースで1750万台を販売し売上額も前年比8%増。平均価格は冷蔵庫474ユーロ、全自動洗濯機や皿洗い機451ユーロ、オーブン358ユーロ。特に高機能冷蔵庫やシステムキッチン用の冷蔵庫やオーブンなど高額機種が好調だった。 第三位は「情報機器・オフィス機器類」で19.6%、前年比4.0%増。なお第四位の「携帯電話」は18.3%の占めるものの前年に比べて売上高5.0%減少とマイナス成長を示し、携帯電話市場はすでに円熟期にきたようだ。
第五位は調理用、パーソナルケア用「小型家電」で6.9%で前年比7%増。第6位の「デジタルカメラ」は全体の4%だが台数ベースで前年比25%増の300万台を売上げ、売上額で同8%増を記録しまだまだ成長する勢いだ。その他、「CD/DVDプレイヤー」 2.4%(前年比4.0%増)など。


エスプレッソコーヒー販売市場は頭打ち
家庭用カフェマシン市場は急成長


マーケティング機関Nielsenが4月末に発表したデータによると、2007年のイタリア国内のスーパーは小売店舗等におけるエスプレッソコーヒ販売額は8億2200万ユーロで前年比1.7%増と微増したがコーヒー前の値上げも影響し販売量は前年比1.2%減少を示した。なおイタリア人一人当たりのコーヒー消費量は年間5.7kg。

コーヒー小売市場売上げが頭打ち傾向を示している一方で家庭用電動カフェマシン、特にカプセルタイプのエスプレッソ・マシン市場が昨年から急成長している。市場の仕掛け人はイタリアのコーヒー市場のシェア44.4%を占めるLavazza社と、多国籍企業NestleグループのNespresso社。両社とも家庭用マシンを開発し大掛かりな広告展開を競い、売上げを伸ばしている。マシン購入後はマシン専用のカプセル式コーヒを購入する必要があり、メーカー側は継続ユーザー獲得のために今後も大型投資をしていくとしている。

両社を主流とした家庭用エスプレッソ・マシン本体の売上げは2007年で台数にして9万9千台(前年比135%増)、総額1億1500万ユーロ(前年比126%増)。マシン購入時の初期投資を別にすると、カプセル単価はバールのエプレッソより安い。物価高でコストに敏感になっているイタリア人消費者。「バールで飲むような本格的なエスプレッソを家庭でも飲める」マシン購入者は大きく増えると業界では予測している。イタリアのエスプレッソ消費スタイルも様変わりをしていくようだ。

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


滞在許可証を持つ外国人240万人
イタリア居住者全体の5%に

4月末にイタリア内務省が「イタリアにおける移民に関する公式報告書」を発表した。これによると2007年1月1日現在で「滞在許可証」を持つ外国人数は約240万名で前年比5.6%増。滞在許可証の種類は60%が労働用、31.6%が家族用。

イタリアの全居住者に占める外国人居住者の割合は5%。ヨーロッパ諸国のスイス20.2%、オーストリア9.4%、ドイツ8.8%、ベルギー8.8%、ギリシャ8.1%、フランス5.7%、アイルランド5.6%、英国5.2%などに比較すると外国人居住者の割合は低い。とはいえ「中部イタリアと北イタリア」に限ると外国人の割合が6.8%を占める一方、南イタリアではわずか1.6%と、地域により大きな格差がある。外国人居住者の多い州はロンバルディア州、ヴェネト州、ラツイオ州、エミリア・ロマーナ州。

外国人居住者の平均年齢は30.4才で約4分の1は未成年者。イタリア全体の平均年齢42.3歳に比べ年齢が低く、産業や社会を支える若い労働パワーとして社会に組み込まれていることがうかがえる。出身国籍別では、最近はモロッコ、チュニジア、フィリッピンなどが減少し、かわってアルバニアや中国が増加傾向にある。90年代中頃からルーマニア人が急増し、2007年1月時点では27万8千名となり、第一位のアルバニア人28万名に席捲する勢いを示している。さらに近年顕著な増加を示しているのはウクライナ、モルダビで大半は在宅高齢者の介護や世話を行う女性たちだ。なお2006年に外国人親から生まれた子供の数は前年比11%増の57765名におよび、イタリア総出生数の約10%を占めている。


総選挙後 当選国会議員のプロフィール
「男性」「50歳代」「弁護士」

4月13日・14日に行われたイタリアの上下院総選挙。今回の選挙で当選し、4月29日に第16回国会に召集された新国会議員の年齢、性別、職業などのプロフィール分析が日刊経済新聞Il Sole 24 Oreに紹介された。

選挙戦では「女性議員数と若手議員の倍増」を各党とも公約していたにもかかわらず、実際の当選者をみると年齢別で最も多いのは両院とも「50−59歳」代で「25−29歳」は1%のみ。「30−39歳」は11.7%。 女性議員の割合は下院でこれまでの17%から21%、上院で14%から18%と4−5%増の範囲にとどまった。 新選議員の割合は下院で40.5%、上院では35.6%。政治の担い手は「壮年期の男性」というこれまでの流れを踏襲する結果となった。

職業別では、「弁護士」が最も多く下院14.0%、上院14.3%。この割合は1992年4月から1994年1月までの第11回国会とほとんど変化がない。今回、前国会に比べてシェアの上昇したのは「経営者」で下院10.6%、上院12.7%。「ジャーナリスト」が下院10.5%、上院7.3%。選挙のたびに割合の減少しているのが「教員・教官」で1992年時に下院19.0%、上院23.5%を占めていたものが今回は下院9.4%、上院12.4%となっている。なお、「政党の幹部」「政党職員」をあわせると下院では19.9%、上院では13.3%を占めている。

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