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2008/3/31

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


2008年3月のインフレ率 3.3%
1996年9月以来の最高値に

燃料および食品価格の急騰により、ISTATの発表によると2008年3月のインフレ率は前月より0.5%上昇して3.3%を記録し、1996年9月以降の最高値を記録した。一方EUROSTATはユーロ圏の平均インフレ率3.5%と発表した。

分野別に前年同月と比べた物価上昇率をみると、交通費が5.8%増、食費が5.5%増、軽油20.2%増、ガソリン13.2%増。
食品については加工食品同5.5%増、非加工食品同5.2%増。特に値上げの激しいのはパンとパスタであり、パンは同13.2%増(前月比0.7%増)、パスタは同17%増(前月比3%増)を記録している。

なおイタリア経済連Confindustria調査部の分析では燃料費と食費を除くとインフレ上昇率は1.8%に留まるとしている。


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産業動向 INDUSTRY


EXPO2015 ミラノ開催決定
投資規模 200億ユーロに


3月31日にパリに本部を持つBIE博覧会国際事務局で行われた加盟国151国の投票の結果、ミラノはライバルのトルコのイズミール市を86対65と大差で破ってEXPO 2015の開催となることが正式決定した。エクスポ2015のテーマは「食と健康」。

このエクスポへの立候補はミラノのモラッティ女性市長の発案。同市長の強い求心力により中道右派のミラノ市とロンバルディア州、中道左派のミラノ県とイタリア政府という政治色の違いを超えた「各界の全面協力」をとりつけ、ミラノ商工会議所、ミラノ経済連、ミラノ見本市協会など産業界を巻き込んだイタリアとしては近年比類のない「挙国一致全国プロジェクト」となった。1906年に万博を経験しているミラノと比べ、万博は初めてしかも東と西の接点の地のイズミール市での開催に好意的な国も少なく最後まで投票結果の結果に注目が注がれたが、今回の開催地決定にナポリターノ大統領は「ミラノとイタリアの大勝利」と賞賛メッセージを贈った。

本エクスポに関する投資総額は約200億ユーロ、展示スペースは170万平米、同エクスポへの参加国は約120ケ国、半年間にわたる会期中、7千に及ぶイベントが開催され、総ビジター数は2900万名、7万人の新雇用を創出すると見込まれている。


PC 家庭での購入台数13.1%増
BB接続は2年間で2倍の22.6%に


イタリアのIT関連企業の全国協会Assinformが3月中旬に発表した「イタリア電気通信・情報化2007」によると2007年におけるIT市場規模は643億9千万ユーロで前年比0.9%増と2006年の同2%増を下回る成長率となった。

特に電気通信分野の規模が442億ユーロと前年比0.4%増と停滞気味。携帯電話関連が240億7千万ユーロと1.8%増をみせたものの固定電話系は201億3千万ユーロと1.3%減少した。
一方、情報化分野の売上額は201億9000万ユーロで前年比2%増となり、2006年の同1.6%を多少上回った。特に家庭におけるPC購入が台数ベースで13.1%増、売上額で5.5%増と好調のおかげでハードウエア売上高が前年比4.8%を記録した。 反面、地方自治体によるITへの投資は前年比0.6%減とマイナス傾向を示し、同市場の成長の足をひっばる背景となっている。

インターネットのブロードバンド接続については、2005年に11.6%だった普及率が2007年12月には22.6%とこの2年間で倍増の伸びを示している。
なお、2008年の当市場成長率は1.9%増と推定されている。

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


大型流通店舗でのワイン売上げベストテン
多様な地方ワインが全国レベルで普及

4月3日からヴェローナではじまる国際ワイン見本市Vinitalyを前に、2007年における大型流通店舗のワイン販売動向が発表された。

調査会社ニースセンの調べでは、イタリアで750cc入りボトルで販売されているワインの総量は年間約1050百万リットル。総売上額は28億ユーロ。そのうち約30%がバールやレストランなど外食産業で消費され、残りの70%がその他の流通網で販売されている。

大型流通店舗で2007年に販売されたDOC(統制原産地呼称)ワインの売上高ベスト10と平均小売価格(単位はユーロ)は次の通り。

1.キアンティ(トスカーナ)(2.99ユーロ) 2.モンテルプルチャーノ・ダ・アブルッツオ (1.98) 3. ネーロ・ダヴォラ(シチリア)(2.26) 4. ボナルダ・オルトレ・ポー・パヴェーゼ (ロンバルディア)(2.69) 5. ムーラ・シュルガル (トレンティーノ・アルト・アディジェ)(3.64) 6. ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ (3.96) 7. キアンティ・クラシコ (5.32) 8. モレリーノ・ディ・スカンサーノ(トスカーナ)(4.87) 9. カンノナーウ・ディ・サルデーニャ(4.46)、 10. ランブルスコ(エミリア・ロマーニャ)(1.66)。

なお、2007年のベストテンには入らなかったものの成長が著しいのはシラー(シチリア)、ネグロアマーロ(カンパーニャ)、ファランギーナ・デル・サンニオ(カンパーニャ)など南イタリアのワイン。
一方で、2006年の同ベストテンに入っていたメルロットやピノー(以上 ヴェネト州ワイン)、バルバラ、バルベラ・ダ・アスティ(以上 ピエモンテ州ワイン)など従来から広く知られたワイン銘柄は2007年のベストテンから姿を消している。全国展開する大型流通店舗網にのることで、元々は各地でのみ飲まれていた地方ワインがイタリア各地に普及し人気が広がっているようだ。


世界48ケ国ファッション・ブランド調査
グッチが「憧れ」ナンバーワン

世界48ケ国における高級ブランドの人気を調べる「Global Luxury Brands」(ニールセン調査)の結果が3月中旬に発表になった。
「予算の心配をせずに買えるとしたらどのブランドを欲しいですか」という問い(複数回答)については一番人気が グッチで26%。2位シャネル22%、3位カルヴィン・クライン22%。4位ルイ・ヴィトン20%, 5位クリスティアン・ディオール19%。
ベストテンに入ったイタリアの有名ブランドは6位ヴェルサーチェ19%、7位ジョルジョ・アルマーニ19%、9位プラダ16%でのあわせて4ブランド。

一方、実際に購入したことのあるブランドとしては1位カルヴィン・クライン(21%)、2位ラルフ・ローレン(14%)、3位ディーゼル(12%)、4位ディオール11%、4位グッチ(11%)の順番となった。
同レポートでは、イタリア・ブランドについては、世界中どこでも常に強いアピール力を持つのがグッチで、一方、プラダとアルマーニはイタリア国内および特定の国々で成功を収めていると指摘している。

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