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2007/9/25

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


失業率 15年間で最低の5.7%に
背景に「求職活動者」の減少

イタリア政府統計局ISTATが9月下旬に発表したデータによると2007年度第二四半期(4月-6月)の失業率は5.7%に下がり、昨年同期より0.8%減となり、1992年以降、最も低い数値を記録した。

とはいえ、ISTATでは、ポジティブに見える失業率低下の背景には、仕事がみつからないとあきらめて求職活動をしない者の増加により失業者数も減少したことを指摘している。事実、「非就業者」の率は増加傾向にあり、特に南部でその傾向が強い。
イタリア全国レベルの「非就業者」の割合は37.5%で前年同期と比べ0.5%増加。地域別にみると北部では31.2%から31.1%と非就業者率が微減しているのに対し、中部では同33.1%から33.6%と微増し、南部にいたっては同46.3%から47.7%と1.4%も増大しており、改めて深刻な南北格差が浮き彫りになっている。


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産業動向 INDUSTRY


外国からの直接投資 微増傾向
オリンピック効果でトリノが県別でトップに


9月はじめに、Simens Italia とコンサルタント会社Ambrosettiによる「イタリアへの外国からの直接投資FDI」に関するレポートが発表された。

それによるとイタリアのGDPに占めるFDI比率は1998-2003年期の平均値0.9%、1994-2004年期同1.1%に対し、2001年-2005年に1.2%と微増が記録された。とはいえヨーロッパ主要諸国の中では最も低い値でこのスピードではフランスの現在値に「追いつく」のは2030年と推定されている。

州別にみると北イタリアのロンバルディア州とピエモンテ州は両州でイタリアへの直接投資の77%を受け入れており、この地域についてはヨーロッパで最も多く直接投資を受けて入れているスペインのカタロニアやドイツのバイエルン地域と同じレベルとなっている。

今回の特色としては、イタリア20州の中で「ベスト・パーフォーマ」のロンバルディア州は2000-2004年期のGDPにおけるFDI比が3.2%であったものが、2001年ー2005年期には同2.8%と減少傾向にある反面、ピエモンテ州は、逆に1.63%から2.36%へと大きく数値を前進させたこと。
またピテモンテ州のトリノ県は、2001-2005年期の同割合が4.09%で全国一となりミラノ県の同3.79%を追い抜いた。いうまでもなく2005年のトリノオリンピックを契機としたFDI拡大の結果とされている。


「理想のボス」像とは
職場長に関するリサーチ結果


Job 24, などが実施した「君の理想のボスは?」の調査結果が9月下旬に発表になった。これは民間企業のサラリーマンに「職場長(Capoufficio)」に対するイメージや要望をたずねた調査で全国2692名の回答を得た。回答者の内訳は「管理職(Dirigenti)」10%、「上級事務職(Quadri)」26%。「事務職(Impiegati)」54%。「技能職(Operai)」4%。「その他」6%。

「職場長に求めるプロフィール」としては「年齢50歳。イタリア人男性」が集約した意見。職場長に求める資質としては以下の7項目があがった。
@部下の新しいソルーションの探求をサポートしてくれる A部下の考えを評価し、部下に仕事をまかせてくれる B職場の誰に対しても、仕事への貢献ができる余地をつくってくれる C部下の仕事の成果を正しく認識して評価してくれる D「コーチ」のように部下の潜在能力を発揮させてくれる E部下が絶えず進歩できるよう刺激を与えてくれる F職場のチームワーク精神を構築してくれる

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


2300もの「マスターコース」開講
大卒者の13.7%が受講

大学卒業者を対象に大学や民間専門機関の運営する「マスターコース」制度が近年大幅に発達し、この秋開講する2007年-2008度期のコース数は前年比11.6%の2300コースに及ぶ。なお、大学関連研究機関AlmaLaureaの調べでは、大卒者のうちマスターコースに進学する者の割合は13.7%。(2006-2007年期)

マスターコースの目的は、より高度で実践的な高等専門教育を行うことで大卒者の職探しを有利にする、あるいはすでに仕事についている者に対してキャリアアップに役立てること。2001年-2002年期には全国で491コースであったものが、年々増加し、2005年-2006年期は2653種、2006-2007年期には2056コースと大きく伸びた。期間は1年程度のものが主流。受講料はコースにより大きな差があるが、2500ユーロから12000ユーロの範囲のものが大半である。

2007-2008年期のマスターコースの講座分野で最も多いのが「保健医療」分野で711コース。2位「工学・建築」278、3位「経済」264、4位「人文科学」232、5位「理科系」192、6位「法学」132、7位「社会政治」130。
保健医療分野では特に、公立医療機関における管理職を目指すコースが多種用意されている。

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