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2007/7/31

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


Made in Italy製品
世界市場での輸出シェア 0.2%減少

7月中旬に発表された「ICE-ISTAT(イタリア貿易振興会―イタリア統計局)レポート」によると、イタリアの2006年の世界市場における輸出シェアはランキングでは世界8位の座を維持したものの数値では2005年の3.6%から0.2%下がって3.4% (2004年は同3.9%)となった。 なお、シェアトップはドイツで9.3%、2位米国8.7%、3位中国8.1%、4位日本5.4%、5位フランス4.1%。
イタリアの2006年の輸出額は前年比9%増と好調なものの、世界全体の経済成長率4%増、財・サービスの貿易9%増、外国への直接投資34%増というダイナミックな国際環境の中で輸出競争力に伸び悩むイタリアの姿を浮き彫する結果となった。


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産業動向 INDUSTRY


経営者の「若返り」進む
―イタリア銀行の企業調査


イタリア銀行Banca d’Italiaが4年ごとに実施している「イタリア企業サンプル時系列調査」で、企業経営者の世代交代に関する興味深い結果が発表された。これは同銀行が2007年冒頭に従業員数20名以上の製造業およびサービス業の企業3109社にインタビュー調査を行ったもの。
4年前の同調査に比べ、大きな違いは企業経営者の年齢層が大きく若返ったこと。4年前の調査では企業トップマネージャーの年齢層としては「65歳以上」が全体の37.3%と最も多く、次に「56歳から65歳」が31.4%と続いた。一方、今回の調査では「36歳から55歳」の層が全体の44.2%と最も大きくなり、次に「56歳から65歳」が31.8%となり「65歳以上」は22.3%と大きく減少している。

経営者の若返りと関連して、経営者の学歴も高くなり、前回は全体の22.9%だった「大学卒」が今回は40.7%と倍近い数値を示している。とはいえ、最も多い学歴は「高等学校卒」で前回51.9%、今回45.4%。

同銀行では、イタリア産業構造のリストラが浸透しようやく成果がでてきたものと分析している。


IT産業市場 2%の伸び
EU諸国水準との差は拡大


IT産業の業界団体ASSINFORMが発表した「レポート2007」によると、イタリアにおける2006年のIT産業市場規模は198億400万ユーロで前年比2%増の成長で2005年の成長率0.9%と比較すると2倍以上の伸びを記録した。同レポートでは2003年の3.2%減と2004年の0.4%減と2年連続してマイナス成長の続いた「危機の時期」を乗り越えたものと分析している。
成長の牽引力は従業員50名から249名までの中小企業で前年比1.8%増を記録し、大企業の同1.3%、小企業の同0.3%に差をつけた。

とはいえ、2006年のEU諸国平均成長率3.9%にはまだ遠く、EU平均との差は拡大傾向にある。イタリアIT産業市場の遅れの理由としては、同レポートでは第一に官公庁のIT支出の削減、第二に、イタリア企業の95.6%を占める小企業における情報化の遅れ、第三に南北問題に代表される地域間の格差を指摘している。

業種別のIT投資規模は下記の通り。単位 100万ユーロ。( )内は前年比 %
一位「銀行」4,504(1.9)、2位「工業」4,077(-1.3)、3位「流通」2,223 (2.9)、 4位「サービス」2,171(3.6)、5位「電気通信」1,916(2.2)、6位「官公庁」1,606(-1.7)、7位「地方自治体」1,383(2.8)、8位「保険・その他金融」969(1.0)、9位「消費者」955 (8.8)

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


日刊新聞の読者数 全国で2250万人
フリープレスも登場

7月末に新聞・雑誌の発行部数・読者数調査などを行う調査機関Audipressが「日刊新聞読者数調査(2007年春期)」を発表した。これによるとイタリアの14歳以上人口5142万名のうち日刊新聞を読む人の総数は約2250万名。同人口の約43.8%にあたり、インターネットの普及などにより読者数の減少が心配されたが、昨年秋期とほぼ同じ水準を維持した。なお読者の男女別の内訳は男性が1350万名、女性が900万名。

調査対象となった2007年春期(4月ー6月)について読者数の最も多かった新聞はスポーツ新聞「ラ・ガゼッタ・デッロ・スポーツ」で 359万名。4位もスポーツ新聞「コッリエレ・デッロ・スポーツ」2位と3位が一般新聞の両雄「ラ・レップブリカ」 と「コリエレ・デッラ・セーラ」。5位の「ラ・スタンパ」と6位の「メッサジェロ」はともに、前年調査と比べ読者数を5%前後失った。7位は金融経済新聞「イル・ソーレ・24オーレ」。
なお、近年登場した「フリープレス」については、「Leggo」の読者が203万名、「City」173万名、「Metro」168万名。

日刊新聞読者数ベスト7  単位は1000名。( )内は2006年秋期調査との比較%
1位 La Gazzetta dello Sport 3,592(-0.3)、2位 La Repubblica 2.944(-2.4)、3位 Corriere della Sera 2,615 (+1.5)、4位 Corriere dello Sport - Stadio (-0.6)、5位 La Stampa 1.396 (-5.4)、6位 Il Messaggero 1.364 (-4.8)、7位 Il Sole 24 Ore 1.208 (+0.2)


イタリア人の2007夏バカンス
「海」が75.4% 8月に集中

7月初旬にイタリアのホテル連盟Federalberghi が発表した今夏バカンス動向に関する調査によると、イタリア人の夏休み滞在先としては1位が「海」75.4%で、昨年の71%より4.4%も上昇した。2位は「山」で15.3%(昨年13.4%)、以下は大きく下がり、3位「芸術都市」2.9%、4位「湖」1.6%、5位「テルメ・温泉」1.4%、6位「その他」2.4%、7位「わからない」1.0%。

宿泊先は、1位「ホテル」35%、2位「貸しアパート・貸し室」14%、3位「自分の別荘」13%、4位「ツーリスト・ヴィレッジ」9.4%、5位「親類や友人の家」8.8%、6位「キャンプ」6.6%、7位「レジデンス」4.9%、8位「アグリツーリズモ」1.3%。

バカンスの時期は8月:56.2%、7月:23.1%、9月:11.1%、6月:7.0%、不明:2.6%。

なお、今夏一人当たりのバカンス旅費(交通費、宿泊費、食費等の合計)は825ユーロで、昨年の12泊935ユーロに比較し11.8%低くなっている。

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