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2007/4/30

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


進むイタリア金融業界のM&A
2006年 ヨーロッパ全体の48.3%を占める

4月下旬にプライスウオーターハウス・クーパーズが2006年にヨーロッパ諸国で実現された金融分野のM&Aに関するレポートを発表した。同レポートによるとヨーロッパで2006年に実現した金融機関間の吸収合併総額は1370億ユーロで前年比77%の成長を記録した。  中でもM&Aオペレーションの顕著なのがイタリアで、ヨーロッパ全体の48.3%をイタリアの金融機関間のM&Aが占め、フランス8.8%、英国7.8%、オランダ6.9%、スイス6.3%、ギリシャ4.4%などを大きく引き離している。なお、ドイツはわずか1.7%。

事実、これまで他のヨーロッパ諸国に比較し金融機関のM&Aが遅れていたイタリアで2006年には、San Paolo Imi とBanca Intesa間の296億ユーロにのぼる大型合併でIntesa - Sanpaoloが誕生したほか、Banca Popolare di Verona e Novara によるBanca Popolare Italianaの買収、Banca Lombarda とBanche Popolari Uniteの合併など複数のM&Aが実現している。


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産業動向 INDUSTRY


「サローネ・デル・モービレ」大盛況
ミラノ市内でデザイン・イベント同時開催


4月18日から23日までミラノで開催された家具とデザインの国際サローネ「Salone del Mobile」(照明器具見本市Euro Luce同時開催) が大盛況のうちに終了した。主催者の発表では第46回目となるサローネの本会場であるRhoミラノ見本市会場のビジター数は27万名を超え、2005年の19万2千名、2006年の22万3千名を大きく上回った。中でも今年は外国人ビジターの割合が62%に達した。

本会場とともに人気を集めたのは、平行して実施される恒例イベント"Zona Tortona Design"。トルトーナ通りの35ケ所のロケーション、全体で約2万平米のスペースで約150社の展示イベントが開かれ若者を中心に昨年を2万名近く上回る8万人が集まった。さらに期間中ミラノ市内全域のショールームやギャラリー、商業施設などを舞台に「Fuori Salone」プログラムとして400近いイベントが開催され、ミラノの町はデザイン一色に染まった。

なお2006年のイタリアの家具インテリア産業は好調で、イタリア家具インテリア産業連盟Federlegno−Arredoのデータでは輸出額は前年比5.8%増の126億5300万ユーロ。次回のサローネは2008年4月16日から21日まで開催の予定。


ヨーロッパ中小企業経営者像
創造性と「リスク・マインド」のイタリア


調査機関 Tns SofresがBarclays Private Equityの依頼で実施した「ヨーロッパの経営者像」調査レポートがこのほど公表された。これは英、独、仏、伊の中小企業経営者合計600名に各国経営者の特性を評価してもらったもの。

イタリア中小企業経営者に対する評価として他国経営者と比べて最も高かったのは「クリエイティブティ」で58%、次が「リスク・マインド」39%。「人間性に対する感受性」27%。逆に低いのは、「戦略構築力」16%、「人格者」15%「国際感覚」14%、「合意に対するリスペクト」11%、「規則遵守」7%。
対照的なのがドイツ人経営者への評価で「規則遵守」73%、「合意に対するリスペクト」67%「戦略構築力」47%「人格者」47%。一方「リスク・マインド」17%、「クリエイティブティ」は13%と低い。
英国人経営者は、「国際感覚」54%、「戦略構築力」40%などが高い反面、「クリエイティブティ」と「人間性に対する感受性」は各16%と低い値を示している。
フランス人経営者の特色は「人間性に対する感受性」が41%と4ケ国中最も高く、「クリエイティブティ」33%。一方「規則遵守」は15%。

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


ISTAT「イタリア人と政治」調査
三人に一人は「無関心派」

イタリア統計局ISTATが約5万名のイタリア市民を対象に実施した調査「イタリア人のライフスタイル2005」で、政党活動に対する「無関心」層が広がっていることが浮き彫りになった。
政治への参加度については、「政党活動を行っている」1.7%、「政治寄金」2.7%、「デモ行進等へ参加」5.5%、「政治集会へ参加」6.9%。「テレビなど政治討論を聞く」22.3%。

同調査では14歳以上のイタリア人の約3分の一にあたる34.2%は、政治に関する話をすることがまったくなく、また同24.8%は「政治の情報をまったく入手しない」としており、その理由は、第一位「関心がない」68.1%、「政治不信」20.6%、「複雑でわからない」15.3%、「時間がない」6.1%、「その他」3.4%の順。

なお、政治に関する情報入手先としては、「テレビ」93.7%、「新聞」52.0%、「ラジオ」31.0%、「友人」24.8%、「親類」16.9%、「週刊誌」13.3%、「職場の同僚」13.1%。


イタリアのミュージアム訪問者数ベスト30
バチカン美術館1位、ポンペイ遺跡2位 

ツーリング・クラブ・イタリアーノTouring Club Italiano がこのほど発表した「イタリアのミュージアム」に関するレポートによると、2006年にイタリア全国402に上る博物館や美術館、考古学遺跡の見学者の合計は3449万名で、前年比4.3%増。

そのうち見学者数トップ30の第1位は前年同様にバチカン美術館で426万7千名(前年比11.6%増)2位はポンペイ遺跡256万9千名(同8.4%増)、3位フィレンツエのウフィツィ美術館で166万4千名(同24%増)。4位、ヴェネツイアのドゥカーレ宮殿149万9千名(同3.7%増)5位、ジェノバ水族館 126万2千名(同3.2%減)。トップ30の見学者の合計は2379万8千名で、前年より120万名増加。

2006年の特色としては、トリノの古代エジプト博物館および国立映画博物館がそれぞれ前年比93.8%増、39.1%増と大幅な増加を記録し、11位、12位にランキングしたこと。2006年のトリノオリンピック効果とみられている。また、ローマのビオパルコが前年比24.2%増、ミラノのレオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館も前年比21.8%増の見学者数を記録した。

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