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2006/12/27

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


移民によるイタリアGDPへの貢献率6.1%
移民数 13年間で280万人増加

イタリアでは外国からの移民の数が年々増加しており、1993年に移民数73万8千名、2000年同1631万だったものが、2006年初頭には360万人と、この13年間に280万人以上増加し、イタリア総人口5970万名の約6%を占める結果となった。平行して移民の労働によるイタリアGDPへの直接貢献率も年々増加し、1993年1.6%、2003.年2%が、2005年には6.1%、867億ユーロに達している。(移民による国内消費など間接的貢献は含まず)

本データはイタリア統計局Istat およびカトリック系社会福祉団体Caritasの統計データをもとに、経済金融新聞Il Sole 24 ore が分析したもの。1993年―2000年間にイタリア実質GDPは15.4%増加したが、移民の貢献が除くと同13.5%にとどまり、さらに、2000年―2005年間のGDP上昇率3.2%の実に3.1%は移民の貢献によるとしている。

移民360万人のうち就業者数は約210万人で、就業業種は「家事労働」33.3%、「その他のサービス」33.1%、「製造業」14.2%、「建設」12.3%、「農業」7.1%


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産業動向 INDUSTRY


イタリア大企業の経営者
2007年の業績に楽観視


「UPS ヨーロッパ・ビジネスモニター」の調査結果が12月中旬に発表された。これはヨーロッパの大企業経営者1450名(その内、イタリア企業の経営者は250名)を対象に業績や今後の見通しを調べたもの。対象となったイタリア企業は、従業員数平均3000名、年商12億ユーロ。
2006年について「自社ビジネスの業績が改善した」とするものが55%、(前年の同調査では13%)、一方「悪くなった」が13%。ヨーロッパ各国では「業績改善」の率が最も高いのがスペインで60%、2位ベルギー 56%で、イタリアは3位。4位オランダ、英国54%。6位ドイツ53%、7位フランス41位。ヨーロッパ各国の平均は53%。
2007年のビジネス予測については、「業績はよくなる」とするのはイタリア人経営者では57%。1位オランダ 61%、2位スペイン60%、3位英国58%、4位イタリア、5位ベルギー、ドイツ53%、7位フランス48%。ヨーロッパ平均55%。

なお、イタリア人経営者に対する「ヨーロッパで最も高い経済成長の期待のできる国」という質問には、1位スペイン、2位ドイツ、3位ポーランドという評価で、イタリアは8位の位置づけとなった。


ミラノの「Artigiano in Fiera」 大人気
世界最大の「職人見本市」に


12月2日から10日までの9日間、ミラノ見本市会場で開催された「アルティジャーノ・イン・フィエラArtigiano in Fiera」が300万人以上のビジターを集めて大好評のうちに閉幕した。

これはイタリアを中心に世界100ケ国の職人たちが参加する「展示即売見本市」。1996年に創立され第11回にあたる今年は、総計2536の出展者が10のパビリオン、総計11万5千平米の広大なスペースを埋め尽くし、この種の見本市としては世界最大の規模に成長した。
出展品は家庭用品・庭用品、家具、インテリア雑貨、陶磁器、織物、小物、洋服、アクセサリー類、食品など、専門職人の手による品々ばかり。完成品の展示即売だけでなく、今年はさらに100以上に及ぶスタンドでモノづくりの実演が実施された。また見本市内にはイタリアの各地方料理および世界各国の民族料理レストランなど35店舗が開業。クリスマスギフトの購入を求めて訪れた人々でにぎわった。

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


2006年の住みやすい町、シエナがトップ

イタリアの経済新聞イル・ソーレ24オーレ紙が行う「住みやすい町」ランキングがこのほど発表された。2006年の総合トップはシエナ。2位は昨年トップのトリエステ、3位はボルツァーノとなった。次いで、トレント、ボローニャ、ミラノ、ラヴェンナ、フィレンツェ、ベッルーノ、グロッセートと続く。

毎年恒例のこのランキングは、6つのカテゴリー(生活の状態、ビジネスと労働、サービス/環境/健康、治安、人口、余暇)に分類された36の判断基準をもとに決定される。シエナは5つのカテゴリーで改善を見せ、特に”人口”のカテゴリーではトップとなった(平方キロ当り人口68.5人(イタリア平均248.8人)、若者1,000人当りの大学卒業者68.3人(同53人)、1万世帯当り離婚数45.2(同55.8)など)。

一方、最下位の103位はシチリア州カターニア。102位ターラント、101位バーリと、相変わらず南イタリアの苦戦は続いており、ランキングに最初に出てくる南イタリアの町は46位のマテーラだ。

ちなみに、各カテゴリーの主な基準項目と、カテゴリー別ランキングトップ/最下位は次の通り。
・生活の状態(住民一人当たりPIL、銀行預金額、年金月額など):ミラノ/サレルノ
・ビジネスと労働(住民百人当り企業数、求職中人口割合など):トレント/エンナ
・サービス/環境/健康(インフラ指数、平均寿命など):ローディ/オリスターノ
・治安(強盗、窃盗、すり件数など):マテーラ/ボローニャ
・人口(平方キロ当り住人数、出生率傾向、EU外からの外国人割合など):シエナ/ナポリ
・余暇(余暇に関する協会数、本購買動向など):フィレンツェ、リミニ、ボローニャ/クロトーネ


イタリア人の3割が同性愛者の結婚に賛成

イタリア人の3人に1人が同性愛者同士の結婚に賛成、そんな調査結果がEU委員会の調査機関Eurobarometroよりこのほど出された。EU25カ国平均では44%が賛成。特に、同性愛者同士の結婚や事実婚をすでに認めている国で賛成の比率が高く、オランダ82%、スエーデン71%、デンマーク69%、ベルギー62%となっている。

イタリアでは来年1月にPACS(事実婚)に関する法案が閣議に提出される予定。イタリア共和国憲法では「結婚に基づいた」カップルにしか家族の権利を認めていないため、結婚に基づかない事実婚カップルが増えている状況に対応しようという考えだ。しかし、当然のことながらカトリック教会側からの反対は強い。
ようやくPACS議論が盛り上がる中、ゲイの事実婚をどう扱うかも話題になってはいるが、この点に関してイタリアはEU内では”後進国”のようだ。

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