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2006/7/24

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


イタリア工業動向 大きく回復
売上12.2%増 オーダー16.1%増

ISTATが発表した今年5月の工業動向データによると、昨年同月に比較しイタリアの工業製品の売上高は12.2%増、オーダー16.1%増と好業績を記録した。輸出が、売上高で15.9%増、オーダーが19.1%増、さらに国内市場も大きく回復し売上高11%増、オーダー14.6%増を記録した。

業種別にみると、最も増加率の大きいのが「輸送機器」で前年同月比29.2%増。特に「自動車」は同36.7%増と好調ぶりが目立つ。「金属製品」17.9%増、「機械」11.6%増。
2006年1−5月期についてみると、イタリア工業の売上高は前年同期比8%増。国内市場7.2%増。海外市場12.4%増。
経済界では、近年の景気低迷期からようやく脱出し本格的景気回復時にはいったものとみている。


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産業動向 INDUSTRY


「ワールドカップ優勝」効果か
7月の「消費者信頼度指数」増大

ドイツのワールドカップでの「アッズーリ」Azzuri、イタリアナショナルチームの勝利を受けて、イタリア中に意気軒昂感が漂っている中、経済分析研究機関ISAE がワールドカップ優勝後の「消費者信頼度指数」を発表した。

ISAEによると、7月の消費者信頼度指数(季節調節値)は108.7で前月の同指数106.9より1.8上昇し、2005年3月の水準に戻った。なお、季節調整前の値は110.4(前月は108.6)で2002年9月以降の最高値となっている。ISAEでは7月の消費者信頼度指数の上昇は、ワールドカップ勝利に由来する「楽観主義」からくるものと説明している。


イタリアの電気料金 EUで最高値
産業・家庭へ大きなインパクト


EUの統計局ユーロスタットEurostat の年間レポートによると、イタリアの電気料金はEU諸国で最高値を示すことが明らかになった。これは2006年1月現在のEU各国の家庭用、産業用の電気料金を前年同月と比較したもの。

まず、産業用電気料金は100KW当たり12.08ユーロ(税別)でイタリアはEUで最も高い。フランスは同5.78ユーロ、英国8.22ユーロ、ドイツ9.94ユーロ。

一方家庭用電気料金については、イタリアは100KW当たり21.08 ユーロ(税込み)で、デンマークの23.62ユーロに次いでEU諸国で二番目。しかしデンマークが平均所得・物価ともにEUでトップクラスであることを考慮すると、相対的にイタリアにおける家庭の電気料金負担率がヨーロッパで最も重いことになる。なお英国は同10,20ユーロ、フランス同12,05ユーロで英仏の家庭用電気料金はイタリアのほぼ半分以下。ドイツは18.32ユーロ。さらに、イタリアの家庭用電気料金の1年間の値上げ率は7%で、EU全体の平均4.5%を大きく上回っている。

1987年の国民投票で原子力発電を禁止し、以降輸入電力の比率が大幅に増大しているイタリア。石油価格高騰の影響を強く受けエネルギー料金は上昇の一途を記録し、産業、家庭経済に大きなインパクトを与えている。

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


ユベントスなど3チームがセリエBへ、
裁判所の判決下る

W杯でのイタリアチーム優勝から5日後の今月14日、イタリアのサッカー一部リーグ・セリエAの不正疑惑に関して、FIGC(イタリアサッカー協会)のスポーツ裁判所はユベントス、フィオレンティーナ、ラツィオの3チームをセリエBへ降格にするなど厳しい判決を言い渡した。

最も厳しい裁定を受けたのがユベントスだ。その109年の歴史上初めてセリエBへ降格となる上、来る06〜07年シリーズでは勝ち点30点減点からスタート。さらに04〜05年及び05〜06年のリーグ優勝無効、そして8万ユーロの罰金という内容。同じくセリエB落ちとなるフィオレンティーナは来シリーズで勝ち点12点減点と5万ユーロの罰金、ラツィオは同7点減点と4万ユーロの罰金。起訴された4チームのうちミランはセリエAにとどまるが、05〜06年シリーズでの44点の勝ち点減と来シリーズでの15点減、3万ユーロの罰金という裁定を受けた。欧州チャンピオンズリーグ参加資格を持つユベントス、ミラン、フィオレンティーナは、その資格が取り消されることになる。 この判決に対し4チームは上訴を行い、22日から上訴審が始まった。

また、不正疑惑の中心人物であるユベントスの元総監督モッジには、5年間の関連活動禁止、FIGC内での今後のあらゆる活動の禁止、5万ユーロの罰金が言い渡された。カッラーロFIGC前会長、ジラウドやデッラ・ヴァッレなど各チームの幹部にも活動禁止と罰金処分が下された。

調査機関Doxaの調べでは、イタリアのサッカーファンは2,600万人。そのうち最も多いのがユベントスを応援するファンで、約3割の800万人を占める(二番目に多いのがミラン416万人、次いでインテル390万人)。また、ユベントスには5人のイタリア代表が在籍している。今回の判決は、サッカーを取り巻く様々な市場に大きな影響を与えることは必至だ。


バカンスシーズン到来


民間調査機関Pubblica. Swgの調査によると、この夏3,400万人のイタリア人が夏のバカンスに出かけるそうだ。

そのうち7割の人たちが海を目指す。中でも人気のあるのがトスカーナ州だ。芸術、食文化の面でも満足できる点が人気の秘密。次いで、サルデーニャ、シチリア、プーリア、エミリア・ロマーニャ、リグーリア、カラーブリアの順。一方、山を好むイタリア人は12%で、トレンティーノ・アルト・アディジェの人気が高い。 では、バカンスを誰とともにするかと言うと、約半数が家族や子供たちと一緒(48%)。次いで、友人(25%)、恋人(18%)、グループで(7%)という割合だ。

インターネットでの予約が普及したおかげで、8割近くが個人で手配すると答えている。宿泊先は、ホテルやペンション(38%)、貸し家(16%)、持ち家(10%)。キャンピングやアグリツーリズモ、B&Bを利用する人は昨年と比べて若干減少気味になっている。

また、圧倒的に車利用者が多く、67%の人たちが自動車移動(電車11%、飛行機15%)。実際、7月末から8月頭にかけての2週間が最も渋滞が予想されている。

 

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