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2005/7/1

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


インフレ率 1.8%に低下、食品価格安定
携帯電話料金値下げが影響

ISTATの速報値によると2005年6月のインフレ率は前月比1.8%と、1999年9月以来の最低値を記録した。
消費価格高騰が沈滞した主な原因としては、主として携帯電話料金とハイテク製品の価格値下げなど、情報通信関連費低下が指摘されており、前月比0.3%減、2004年に比べて年間ベースで4.4%の低下が記録されている。
また、国際的な石油価格の高騰にもかかわらず、エネルギー価格の高騰も収束傾向にあり、6月には前月比0.2%減を示した。さらに、食品、アルコール飲料、医療費、自由時間や教育費も安定。一方、航空料金値上り、自動車やバイク類の登録税の値上げなどにより交通輸送関連の支出は増加している。

消費価格の安定について、政府筋は歓迎の意を示しているが、流通界では消費不況の深刻化を危ぶむ声も強い。


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産業動向 INDUSTRY


イタリアのアパレル・繊維団体 統合
中国製品猛撃に対応

イタリアのファッション業界は、安価な中国製品のヨーロッパ市場への猛撃で、厳しい状況に置かれているが、6月末に、アパレル企業の業界団体 「Sistema Moda Italiana」 と 繊維企業団体 「Associazione Tessile Italiana」(イタリア繊維協会)が統合合併し、一つの協会が新発足した。新協会の加盟企業は1800企業。会長はパオロ・ゼンニャPaolo Zegna 氏。

イタリアの繊維アパレル業界は、2001年から2004年の3年間に売上高にして約50億ユーロ減少し、2004年の売上高は約425億ユーロ。従事者数も同期間に66万名から54万3千名へと減少している。さらに2005年の上半期も、業績は低迷しており、新協会の任務は、繊維とアパレルが一丸になって、危機に陥っているイタリアの繊維アパレル業界を、強化、建て直しを計ることとされている。

なお、2004年末のイタリアの繊維・アパレル業界の市場規模は以下の通り。
2004年売上高:425億5100万ユーロ(前年比1.4%減)
同輸出高:262億8700万ユーロ(前年比0.5%増)
企業数は:67457企業(前年比3.6%減)
従事者数:543000名。1企業あたり平均8名。


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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


今年のバカンスのキーワードは”節約”

2005年のイタリア人の夏休みの動向について、イタリア旅行業者協会Assotravelが調査を行った。それによると、59.6%のイタリア人が”バカンスでも節約する”と答え、そのためにはなるべく早く予約し、家に近い場所を選び、滞在日数を短くする傾向にあることがわかった。また、5人に1人がリスクの少ない安全な場所を希望しており、今夏のイタリア人のバカンスは”イタリア再発見”の旅が主流となりそうだ。

イタリア人の大多数(91.9%)が”行きたい”と答えたのが、海。特に島への旅が人気だ。残る約8%の人たちの希望旅行先は、芸術都市(4.4%)、山や湖(1.3%)、自然公園(0.6%)。行ってみたい州は、サルデーニャ州がトップで45.6%。シチリア州11.9%、プーリア州7.5%、そしてカラーブリア州6.9%となっている。

国外脱出組について見ると、人気旅行先は順に、スペイン(14.1%)、ギリシャ(9.6%)、紅海(9%)、アメリカ合衆国(7.9%)、クロアチア・スロヴェニア(4.5%)、カリブ海(2.8%)、東ヨーロッパ(2.3%)、フランス(2.3%)。また、カーポ・ヴェルデ諸島、チュニジア、メキシコといったアフリカやラテンアメリカへの旅が増加傾向にある。モルジブなど昨年津波の被害を受けたアジア地域への旅は減っているものの、中国、日本など極東アジア方面への旅の需要には変化がないと言う。

夏休みの時期は8月が中心。イタリアホテル連盟Federalberghiによると、8月には1,220万人がバカンスに出発する。7月に休みを取る人は27%。また、9月に夏休みをとる人は9.5%で、昨年の4%から増加している。


イタリア人の2人に1人が嘘つき?


嘘をつくと鼻が伸びるのはイタリアの有名な童話の主人公ピノッキオだが、イタリア人の2人に1人が嘘つきだそうだ。民間調査機関Astra Demoskopeaが”嘘”をテーマに15歳〜79歳のイタリア人に対して調査を行った結果、イタリア人は全体で年間20億の嘘を言っており、65%の人たちが嘘は有用であり不可欠のものだと考えていることがわかった。また、39%の人たちが嘘をつくことは間違っていると思いながらも、頻繁に嘘をついている。

年をとるほど嘘をつく人の割合は増え、年間20億の嘘のうち半分以上が35歳〜79歳の年代の人たちによるもの。150万人の大人たちが1日に少なくとも5回は嘘をつくと答えている。 嘘をつく理由の第1位が、仕事でのキャリアアップのため。第2位がやっかい事を避けるため。以下、相手を傷つけないため、批判されるのを避けるため、プライバシーを守るため、こっそり人と会うため、など。家庭内の平穏を守るために学校のことや買物のことで嘘をつくというケースもある。

嘘つきの代表者は?という質問に、72.3%のイタリア人が”政治家”と答えている。次いで商売人(40.3%)、広告業者(36.8%)、犯罪人(33.9%)、女性(25.1%)、実業家(24.9%)、男性(20.6%)となっており、8番目には何と聖職者(19.5%)が入っている。

ちなみに1,800万人のイタリア人が”決して嘘をつかない”と答えている。実はこれこそが”嘘”なのではないだろうか?

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