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2004/01/01

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


イタリアの雇用状況 上向く
失業率8.5%:1992年以来最低水準に

イタリアの雇用状況が改善傾向を示している。
12月末のイタリア統計局ISTATの発表によると、2003年10月、雇用者数が前年同期比で18万9千名増加し、失業率は8.9%から8.5%に下がり、1992年以降最も低い数値を示した。
なお、失業率8.5%の数値は、現在のフランスやドイツの失業率よりも低い値となっている。

就業率上昇の内訳は、常勤・フルタイム雇用者の9万名増加、パートタイマーや最近導入された派遣社員等フレキシブル型雇用者、9万6千名増加等による。産業別では、第三次産業(12万3千名増)のみでなく、第二次産業、しかも狭義の製造業の奮闘(4万6千名増)が目立った。地域別では、南部の失業率が18%から17.2%へ低下した。

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産業動向 INDUSTRY


イタリアの物づくり100産地
89000社、従事者100万人が集積

イタリアの各地にある「物づくり産地」、合計100産地に総計89000社の企業が集積し、約100万人の従事者が働き、総出荷額が900億ユーロに上っていることがあきらかとなった。これは12月中旬にローマで、産地クラブClub dei distretti とイタリア商工会議所連盟 Unione camere が刊行した最初の「イタリア産地ガイド」によるもの。

産地の業種は多岐にわたっているが「アパレル・繊維」が19産地、「製靴」が14産地、「非鉄金属」14産地、「家庭用品」13産地、「農食品」8産地、「機械」7産地。「その他」が25産地。いずれもメードインイタリアを代表する業種だ。

中でも出荷額が300万ユーロ以上を超える大規模産地は、ボローニャの自動車モーター産地、パルマの食品・ハム産地、アレッゾやヴツエンツアのゴールドジュエリー、プラートやビエッラのテキスタイル、そしてサッスオーロのタイル産地。これら7産地で、100産地合計の出荷額の約50%を占めている。さらに、出荷高100万から300万ユーロ規模の20産地を合わせると、全体の86%に至る。

州別にみると、最も多数の産地を持つのは、ヴェネト州で17産地(企業数12000社)。第二位がロンバルディア州で16産地(企業数230000社)、第三位エミリア・ロマーナ州。次にトスカーナ州、ピエモンテ州、カンパーニア州、マルケ州と続く。

16才―34才インターネット世代
半数がオンライン購入経験

インターネットを利用している16才から34才の若者層を対象とした生活実態調査の結果が発表された。オンラインリサーチ会社QMark社が4千名を対象に実施したものだ。

電子商取引の利用経験については、調査対象の若者の54.9%が、「少なくとも1度はオンライン購入を経験した」と回答している。「過去6ケ月以内に何らかのオンライン購入をした」のが42.4%。

購入商品・サービスの内容としては、「オーディオ・ビデオ」類が15.8%、「コンピュータ」15.4%、「書籍・雑誌」14.9%、「携帯電話プリペイドカード」12.4%、「アパレル・雑貨」10.7%、「旅行・バカンス」10.5%、「電話・付属品」 10%、「チケット」(映画、劇場、コンサート)9%。

とはいえこの世代でも45.1%は、インターネット上でのショッピングの経験無しと答えている。その理由としては、「オンラインでの支払いが不安」24.3%、「実際にモノみれないから」16.3%、「クレームの場合、誰に申し立てたらいいかわからないので」10.7%、「買いたいものがない」9.1%、「自分の個人データを出したくない」8.6%となっている。

なお、インターネットへの接続状況は、「自宅からダイヤル回線接続」55%、「オフィスから」35.8%、「自宅からブロードバンドで」28.6%、「学校や大学から」15%。

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


『生活クオリティー』調査
フィレンツエがトップに

日刊経済紙イル・ソーレ24オーレが毎年実施する「生活クオリティー」調査で、2003年はトスカーナの州都フィレンツェがトップに輝いた。

年末恒例のこのランキング、「余暇」「暮らし向き」「仕事」「犯罪」「住民」「サービスと環境」の6つの視点からイタリア全国103県を調査するもの。今回フィレンツェは、「余暇」で特に高い評価を受けた。フィレンツェだけでなく、ミラノやローマといったその他の大都市もトップ10内に躍進した点が今回の特徴。一方で、下位に並ぶのは南部イタリアの町。最も住みよくない県として不名誉を受けたのはシチリ州のメッシーナだった。

各項目をかいつまんで見ると、次の通り。
余暇−フィレンツェが、「読書を好む」「住民と文化・芸術協会との関係」の2つの点でポイントを稼いでトップ。

暮らし向き−「銀行預金」の多さ等でミラノがトップ。

仕事−企業家がダイナミックなのは、レッジョ・エミリア。就業率が高いのがボルツァーノ。逆に失業者が多いのがレッジョ・カラーブリアで、労働可能年齢にある人の三人に一人が失業者。
犯罪−最も安全に暮らしているのがオリスターノとカンポバッソの人たち。逆に大都市は小さな犯罪が多くあるのが特徴で、この項目では下位に位置している。

住民−出生率が高かったのが、ラヴェンナを筆頭にトスカーナ−エミリア州あたりに位置する町々。

自殺や離婚が少ないという点では南部の町が上位になった。

サービスと環境−トリエステが各項目で高い評価を受け、トップ。ただし、「気候」という点で最も住みやすいと評価を受けたのはリーグリア州のポネンテ。

 

2003年のクリスマス消費
昨年比8.8億円ユーロ減少

CONFESERCENTI(イタリア全国商業者連合)が最近発表した調査では、2003年12月の消費は前年比3.3%マイナスの8.8億ユーロ減となり、2年連続の減少となった。特に落ち込んだのがミラノで、同県だけで前年比1億ユーロの減少を記録した。

内容別に見ると、衣類(−10%)、家電(−3%)消費がマイナスとなったのが落ち込みの主因。一方、前年比プラスを記録したのは、比較的安価な本やCD、おもちゃなど。またDVDプレーヤーや液晶テレビといった新しいテクノロジー製品は、厳しい環境の中でも前年比5%の伸びを示した。

消費者団体INTESA CONSUMATORIの調べでは、消費低迷ぶりがさらにはっきりする。衣類だけでなく食品も前年比20%の落ち込みとなり、バールやレストランでの消費は30%減となった。同団体によると、2004年には銀行サービス、衣類などの価格上昇の影響で一家族当り年間約1,078ユーロの支出増が見込まれている。景気の先行きが不透明な中、消費者が財布の紐を固くせざるを得ないのも当然かもしれない。


 

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