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2002/08/01

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


貿易収支5月は黒字

Istat(国立統計局)の発表によると、今年5月の貿易収支は15億3200万ユーロの 黒字を記録し、同時にEU諸国との収支も300万ユーロと僅かながらプラスを示し た。
2002年1月から5月まで5ヶ月間全体の貿易収支は12億3800万ユーロの黒字、対 EU収支は10億3200万ユーロの赤字となっている。もっとも輸出も輸入もそれぞれ -4.6%、-5.1%(同期間前年同期比)で漸減傾向にある。

インフレ率、7月は2.2%

今年初頭から上昇傾向を示していたインフレ率が、7月に入り原油価格低下と ユーロ高を背景に多少落ち着きを見せている。とは言え政府の2002年の目標であ るインフレ率1.7%の達成は疑問視されている。とりわけ、家賃・電気・ガス・保 険などサービス諸料金などの値上げがインフレ率を押し上げている。 同時に消費も経済・社会状況の先行き不安から伸び悩んでおり、昨年同様、内需 の低迷傾向が続くものと予測される。

消費物価の主要12都市サンプル調査によると、南伊バーリ市で最も指数が高く、 逆に中伊アンコーナ市が一番経済的な町と発表された。

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産業動向 INDUSTRY


ミラノ新見本市会場建設工事10月スタート
2005年春完成、総工費5億ユーロ

ミラノの新見本市会場が、ミラノ市の北西部Rho-Pero地域に建設されることが7 月下旬に正式決定した。2002年10月1日より建設工事がスタートし、2005年春に は 新しい施設がオープンすることとなる。

新見本市会場の敷地はガソリン会社AGIPの精油所跡地の再開発地で、敷地規模約 60万平米、展示面積は40万平方メートル以上におよび、現在のミラノ見本市会場 とあわせると世界一広い見本市会場となる。

現在のミラノ見本市会場は、ミラノ市中心部に位置し交通アクセスは便利である ものの、会場面積の拡大は限界があり、また、見本市開会期間中の付近の交通渋 滞が大きな問題となっており、郊外への新会場設置が強く求められていた。

見本市会場の設計は建築家Massimiliano Fuksa 氏で、会場内に8棟のパビリオ ンが建設される。新会場建設にともない、現在の地下鉄Molino Dorino線が Rho-Peroまで延長され現会場と新会場が地下鉄一本で接続されることとなる。会 場、地下鉄延長などの総工費は約5億ユーロ。一方、ホテル、レストラン、交通 機関など見本市関連ビジネス規模は、現在の年間21億ユーロから30億ユーロへ増 加すると見込まれている。

イタリア家庭の食費支出構成調査
「肉」が24%で第一位。

このほど、ミラノの調査機関Ismea-AcNielsenが実施したイタリア家庭における 食費支出構成に関するパネル調査の結果が発表された。

それによると、2002年春現在の食費の支出構成としては、「肉・肉加工品・卵」 が24%でもっとも多く、次に、「野菜・果物」が18%と続く。「牛乳・乳製品」は 17%。「魚介類」8%、「飲料・アルコール(ワイン以外)」8%、「パン・穀物 類」7%、「朝食用ビスケット・菓子類」5%、「油・油脂」4%、「ワイン」 3%、「パスタ・米」3%、「砂糖・塩・コーヒー・茶」3%。

なお、ISTATイタリア国立統計局のデータでは、一家庭当たりの平均食費は、月 額404.3ユーロで各家庭の消費支出全体の18.6%を占めている。

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


ハイドロマッサージ、ブティックにゴルフ、豪華キャンプ場が人気

キャンプといえば共同炊事場に共同トイレ...そんな従来のイメージを払拭す る豪華キャンプ場がイタリアに次々と登場している。“Camping Village”、 “Holiday Camping”という英語名が、従来のキャンプ場とは違うのだというこ とを暗に示す。キャンプ客は日中はサーフィンやヨットのコースを受講したり、 ゴルフを楽しんだり、ハイドロマッサージ付きのプール、スポーツクラブで自由 に過ごす。スポーツの苦手なママたちは子どもをキャンプ場内の保育園に預け、 これまたキャンプ場内のブティックでショッピング。そしてショッピングの後は エステティック・マッサージでリラックス。夕食は付設のレストランでとり、夜 はエアコンの効いたバンガローで涼み、衛星テレビに見入る...これが、イタ リアで今一番ホットなバカンスの形!?

自然を存分に楽しみながらも都市生活の快適さは失わないというのが人気の秘密 らしい。もともとキャンプはこれまでイタリアではそう人気がなかったことか ら、快適さにこだわったところ、当たった。現在フランスとスペインでもこの豪 華キャンプ場を真似て同様の施設を作っているそう。 ある豪華キャンプ場の経営者によれば、「ここでないものは日曜日のミサだ け...本当はそれも実現させたいのだが、夏の間は司祭も少なくて...」。

客のほとんどは巨大キャンパーや豪華キャラバンで来るか、キャンプ場でバンガ ローやスーパーキャラバン(51平米、エアコン・衛星テレビ・バスルームつき) を借りる。4人用バンガローで一泊100〜150ユーロ。 自然の中でも妥協せずに快適さと贅沢を求めるイタリア人、快楽を好んだローマ 人の気質が今もしっかり受け継がれているといえようか。

 

食品の安全性問われる 

遺伝子組み換え大豆が使用された豆乳、A型肝炎ウイルスに汚染された貝、さび た缶の中に保存されていた濃縮トマト汁、水質汚染のすすんだ養殖禁止地域で 育ったあさり...2001年の一年間にNas(Nucleo antisofisticazioni e Sanita=保健のための軍警察部隊)により行われた27042におよぶ食品検査のう ち、なんと半数以上の13892のケースに違反が見られた。また、そのうち2856の ケースに刑法上の処罰が与えられ、365の生産・販売施設が閉鎖された。

パルマのある飲料工場では、消費期限が過ぎた72万9千本の飲料に新たな消費期 限を記したラベルが貼りかえられていた。またフィレンツエでは塩素の含まれた ミネラル・ウオーターが数千本見つかった。検査を受けた12921の蓄殺場および 肉屋では、9人の逮捕者を筆頭に、5821が刑法・行政上の処罰を受けた。これら は外国から所定の検査を受けることなく不法に牛を輸入したり、解凍した冷凍肉 を生鮮肉として販売するなどしていた。このほかにも練り粉を化学的に加工して モッツアレッラチーズ、砂糖を加えられたDOC(統制原産地呼称)のワインな ど、消費者としては知れば知るほど背筋が寒くなるばかり。

専門家は、消費期限が書き換えられたような痕跡があるものは買わないこと、肉 や魚などはついては色やにおいを確かめること、極力回転の良い大きなスーパー などで買い物をすること、小さい商店の場合は信頼のおけるところで買う、など の自衛手段をとることをすすめている





 

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