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国立統計局(ISTAT)発表の速報値によると、2001年第4四半期の国内総生産(GDP)
は、米同時多発テロの影響などで、前四半期と比べ-0.2%、2001年のGDPは年間+1.8%
となり、イタリア経済の減速傾向が明らかになった。
これは、2001年の政府見通し+2%を下回るもので、2000年の+2.9%からも大幅に後退
することになった。
また、2001年の単年度財政赤字は、GDP比1.4%で、政府見通しの1.1%を上回った。一
方、累積財政赤字は、国有資産の売却などが功を奏し、2000年のGDP比110.6%から
2001年には109.4%に減少した。ただし、政府見通し107.5%で、2004年には100%以内
にするというのが目標だった。
今年1月の、ユーロ紙幣・硬貨の流通開始から、2ヶ月。リラとの併用期間を終え、法定通
貨としてのリラは、2月28日にその役割を終えた。これにより、イタリア国内の取引き
は、名実ともにユーロ建てのみとなる。
使い残したリラの紙幣・硬貨は、今年6月末までは、金融機関及び郵便局で、ユーロに交
換可能だが、それより後は、イタリア銀行(中央銀行)の支店のみで、今後10年間、ユーロへの交換が認めら
れている。
イタリア企業のユーロ対応状況に関するミラノ商工会議所の調査によると、回答企
業のうち65%は、既にユーロ移行作業を完了、27%は2ヶ月以内に完了予定、残りの企
業も2〜6ヶ月以内には完了の予定と回答している。昨年10月時点の同様の調査では、
回答企業の10%が、まだ移行作業を開始しておらず、76.6%が作業中、作業完了企業は
わずか13.4%にとどまっていた。


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新聞雑誌 読者数調査発表
新聞の読者はイタリア国民の3人に一人
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2月中旬に、新聞雑誌調査機関 AUDIPRESS より、イタリアにおける新聞、雑誌類の
読者数に関する調査結果が発表された。調査期間は2001年秋期で、主要新聞50紙、
新聞挿入誌7誌、週刊誌34誌、月間誌95誌について、全国で、2万人のサンプル
に対し面接調査が実施された。
日刊新聞については、イタリアの総人口4993万名のうち、新聞を読んでいる人数は、
平均して一日当たり1660万人。3人に一人の割合となる。内訳は男性が1020万人、女
性が640万人。最も読まれている新聞は、Corriere della Seraで271万人。 スポーツ
新聞La Gazzetta dello Sport(225万人)全国紙 La Repubblica(217万人)、全国
紙, La Stampa(148万人)経済金融新聞, Il sole 24 ore (122万人)の順番となっ
ている。トップ10紙のうちスポーツ新聞が、3紙入った。
一方、週刊誌の読者数は、2422万人。トップは、週間テレビガイド誌Sorrisi e
canzoni tv で毎週平均644万人に読まれている。オピニオン誌では、Panorama(321
万人), l’Espresso(236万人), Famiglia Cristiana(367万人) の順。
月刊誌の読者数は、2358万人で、最も読まれているのは、科学誌FOCUSで、505万人。
次は自動車誌のQuattroruote で478万人。その他、分野別としては、インテリア、料
理、自動車、旅行の専門誌がいずれも百万人以上の読者を有していることも明らかと
なった。
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第22回国際観光見本市(BIT)ミラノで開催
イタリアの主要観光州 2001年実績は前年比プラス
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2月20日から24日にかけてミラノでBIT(Borsa Internationale del Turismo)第22回国
際観光見本市が開催された。同見本市は、イタリアで開かれる旅行関係の見本市とし
ては最大のもので、14万uの展示場に五千社を代表する850の出展者が参加、商談が
活発に繰り広げられた。外国からの出展者は、フィリッピン、ウルグアイ、マダガス
カルなど初参加も含めて148カ国。業界関係者だけを対象としたはじめの3日間のビジ
ター数は、72681名で昨年比8.6%増。
今回は、9月11日のNYテロ後の開催とあって、テロの影響および今年の動向予測の
データが各地方自治体から発表されたが、イタリアの主だった観光州における2001年
の年間実績は、テロの影響にもかかわらず、最終的には前年比プラスの数値となった
ようだ。すなわち、観光客の州内ホテルへの宿泊数については、ヴェネト州は、前年
比5.8%増、トスカーナ州は同5.1%、エミリア・ロマーナ、シチリアなどでは、前年比
2%強の増加を記録したと発表されている。
また、今回はとくにツーリズムの新テクノロジーに関する国際見本市“Bit
Virtual”と、ツーリズムのトレンドに関する国際見本市 “Bit Neway”の二つに展
示のフォーカスがおかれた。
当見本市のホームページはhttp://www.expocts.it/bit/intro.htm。


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最近の調査や記事によると、イタリア人の食習慣には、いろいろ矛盾した傾向が見られるようだ。一方で、洗練された食にこだわる人がおり、ピュアーなチョコレートを追求したり、質の高い食材や無農薬野菜などが求められる一方で、ポテトチップス、ポップコーンなどのスナックの消費も相変わらず盛んであり、冷凍ピザなどの冷凍食品の消費ものびている。
このような食生活のカオスは、健康な食生活を送りたいという願望をもちながら、お手軽な食べ物に誘惑され、昔ながらの食べ物の純粋な味を再発見したい、という気持ちがありながらも、CMや宣伝のパワーで生活に溢れる大量生産の食製品に手を出す、揺れ動く消費者の姿を映し出している、というのが専門家の意見だ。
外食の形態としては、喫茶店などの、片手で食べられるパンなど、手軽な食事が増え、特に若者の間で人気だ。飲み物で人気なのは、野菜、フルーツなどのミックスジュース。アルコール飲料では、様々な風味のウォッカやグラッパなど。
全体的には、イタリアでの野菜・果物の消費は、2001年は前年より一家族あたり10キロ減っている(460キロから450キロへ)。その主な原因は、農薬への不安感だという。野菜消費で唯一増えているのは、無農薬野菜のみである。バイオに関心のある典型的消費者像は、教育レベルが高く、まだ小さい子どもがいる、北イタリア在住の若い夫婦、ということだ。
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カトリック信者の間で、絶大な人気と信仰を集め、聖人のひとつ前の段階である「福者」に列福された、パードレ・ピオ(ピオ神父)が聖人となる日が、近づいている。今年の6月16日のミサで、聖人となる儀式が行われることが公表され、早くも全国の信者から問い合わせの電話が殺到している。その日のローマは、大混乱が予想される。
ところで、シチリアで、パードレ・ピオも含めたカトリックの偉人の巨像をかかげた「神秘の公園」をつくり、信者観光客を誘致しようという計画が、着々と進んでいる。場所は、トラパニ県のカラタフィーミ市。この市に属するセジェスタは、ギリシャ時代の神殿と円形劇場で知られるが、セジェスタを訪れる観光客も、その週辺地にはとどまらずに通り過ぎていってしまうことから、この遺跡から二キロほどのところに、アトラクションを考え付いたということらしい。
この公園には、ロー マ法皇、パードレ・ピオ、カルカッタのマリア・テレサらの、高さ20 メートルほどの巨像を、岩の合間に、自然の岩の色をまねた特殊樹脂でつくり、さらに、ミサや典礼が行なえるよう祭壇も設えるという計画。工費は500万ユーロと見積もられ、10%が市、40%が州、残りが民間の出資となる。米国ラシュモア山の四大統領の顔を彫刻した「民主主義の殿堂」のカトリック版が誕生するようなものだが、一部の住人、環境保護団体からは抗議が出ている。

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