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審議が続いていた2002年度財政法(Finanziaria)が12月22日、上院で賛成163票、反
対72票で承認され成立した。予算総額175億5千万ユーロで、来年1月1日より施行され
る。
主な内容は次の通り。
年金最低支給額の引き上げ
年齢70歳以上(重度の身体障害者は60歳以上)、年間所得13百万リラ未満の年金生活
者に対し、年金支給額を月額1百万リラに引き上げる。
扶養家族控除
年間所得70百万リラ(3615ユーロ)未満で子供が1名いる家庭、同80百万リラ(4131
ユーロ)未満で子供が2名いる家庭、同90百万リラ(4648ユーロ)未満で子供が3名い
る家庭、子供が4名以上いるすべての家庭を対象に、扶養家族税額控除を現行の540,000
リラ程度から、1百万リラに引き上げる。
所得税率の凍結
2001年財政法により来年1月からの税率引き下げが予定されていた所得税(IRPEF)は
、これを見直して現行税率を引き続き適用する。
住宅リフォーム減税の延長
リフォーム費用の所得控除(総額の36%を10年間にわたり所得控除)、リフォーム関
連資材に対する付加価値税(IVA)の低減税率10%を柱とする住宅リフォーム減税の
適用期間を2002年末まで延長する。
不動産付加価値税(INVIM)の廃止前倒し
当初の予定を1年早め、INVIMを来年1月1日より廃止する。
閣僚に対する歳費の削減
閣僚に対する歳費を10%削減する。
公営エネルギー事業等の分割民営化
電気、ガス、水道の公営事業について、インフラ部門とサービス部門に分割。インフラ
部門は公営事業として存続し、サービス部門は民間企業に委託する。
公務員の採用凍結
2002年度の公務員新規採用を原則として凍結する


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ユーロ導入初日:銀行・郵便局は長蛇の列
一般商店での利用はこれから
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2002年1月3日付けの日刊経済紙Il Sole 24 Ore によれば、元旦あけ最初の労働日の1月2日、イタリア全国の銀行・郵便局では長蛇の列の中でユーロ移行が始まった模様だ。
1月2日は年金支給日とも重なり、同日だけで15億ユーロが郵便局窓口で支払われた。ユーロでの年金支払いは、1月4日までにさらに30億ユーロに達する予定だ。
一方、銀行のキャッシュカード機については、イタリア銀行協会ABIによれば、2日午前0時には、ユーロ支払い可能マシンは全体の30%から50%までに拡大している。1月6日のエピファニア(御公現の祝日)までに、全体の90%のマシンでユーロ対応というイタリアの当初目標は、前倒しで達成されるようだ。とはいえ、2日午前0時の段階でドイツ、オーストリア、オランダ、ルクセンブルクではユーロ対応機がほぼ100%に達しており、これらの諸国とは完全に差をつけられた模様だ。
なお、ユーロでのキャッシュカードでの引き出し件数は、1月1日に230万件、金額で2億6700万ユーロ、1月2日午前0時から午前12時までの間に引き出されたのは、53万3000件、金額で7600万ユーロ。
一般商店でのユーロ利用について、イタリア全国商業者連合Confesercenti が主要都市の会員商店を対象に行った調査では、2日の午前現在、商店等でユーロを使用した消費者の割合はわずか10%で、お釣りをユーロで渡した小売店も全体の10%程度。
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全国商工会議所連合 2002年経済予測
家計消費 上昇の見込み
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12月下旬、全国商工会議所連合の調査機関が実施した「2002年経済予測」が同連合の結成100周年の記念式典の席上、発表された。
同予測では、2002年のイタリア経済成長率は1.5%としており、他の大手研究所などの予測よりも少し高い数値となっているが、同連合では、「イタリア経済も、企業経営者のリアクション・パワーも健全であるため」とその理由を語っている。その結果、2002年には、家計消費に好影響がでるとしており、特に、南部、および北東部が良好で北西部、中部は控えめとしている。
労働市場については、2002年に全国就業率は前年比0.4%増、39.7%となると推定している。北部で特にその傾向が強く45%に達するものの、南部は29.7%前後にとどまる見込みだ。失業率も若干改良され、2001年の全国平均9.5%が2002年には8.6%に減少。特に南部でその傾向が強く、2001年の19.7%が2002年には18.7%に減少の予定だ。


イタリアでも、子どもにつける名前には、流行りすたれがある。年代による違い、地方による好みもある。やはり、聖人の名前をとったものが主流だが、少なくとも、イタリア北東部に暮らしていて、よく出会う名前を思いつくままにあげるなら、男ならマリーノ、アンドレア、ステファノ、フランチェスコ、アレッサンドロ、マルコ、ジャンニ等々。ジャコモ、ドメニコなどと聞くと、珍しく響く。女ならクリスティーナ、アレッサンドラ、フランチェスカ、ルイーザ、バルバラ、ロベルタなどの顔が複数思い浮かぶ。
このような伝統的な名前に加え、一時はエキゾチックな名前が流行った。とくに、アメリカの連続テレビドラマの登場人物の名前だ。気の毒なのは子どもである。
エキゾチックな名前はともあれ、イタリアの法律は、子どもに恥ずかしさを与えるような名前、滑稽な名前をつけることを禁じている。しかし、近年の傾向では、風変わりな名前をつけようとする親は減っているようである。2001年にローマで生まれた子どもの名前ベストテンが、新聞記事に載っていたので紹介しよう。女子はジュリア、キアラ、サーラ、マルティーナ、フランチェスカ、ジョルジャ、アレッシア、ガイア、フェデリーカ、エリーザ。男子はロレンツォ、アレッサンドロ、マッテオ、フランチェスコ、アンドレア、シモーネ、ガブリエーレ、フェデリコ、アレッシオ、ルカである。
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イタリアの経済新聞「ソーレ24オーレ」が毎年行う、町ごとの生活の質の調査結果が、発表された。今年トップに輝いたのは、昨年五位であった、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のボルツァーノである。
この調査は、六つの観点から、イタリア103県の「町としての暮らしやすさ」を判定する。暮らし向き(一人当りのGDP、消費、貯蓄、年金、不動産価格等)、仕事(企業家精神、倒産、失業等)、サービス・環境(インフラ、都市生態系、気候、交通事故等)、安全(強盗、窃盗、警察等)、住民(人口密度、出生率、死亡、自殺、離婚等)、娯楽(協会、本屋、ジム、劇場・映画館等)である。
分野別に見ると、暮らし向きのトップは、ミラノ(全国平均18000ユーロに対して31000のGDP、平均7800ユーロに対して貯蓄21000)、仕事はボルツァーノ(平均10%の失業率に対し2%ばかり)、サービス・環境はトリエステ(整ったインフラと生態系の評価)、安全はソンドリオ(強盗の全国平均が10 万人中39人なのに対し、3.4人)、住民はヴィーボ・ヴァレンティア(離婚率が平均1万家族中43に対し、6.5、自殺の平均の5分1)娯楽はボローニャ(スポーツ観戦消費がトップ、映画は2位)であった。
総合的には、上からソンドリオ、トリエステ、ボローニャ、ベッルーノ。最下位から見るとパレルモ、ベネヴェント、カゼルタ、レッチェと今年も南北に分かれた。

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