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2001/12/01

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


名門サッカー・クラブ「ユヴェントス」、上場へ

名門プロサッカー・クラブ、ユヴェントスは、株式の一部を公開しイタリア証券市場 での上場を目指すこととなった。

これは、同クラブを支配する持ち株会社IFIがこのほど決定したもので、今後イタリ ア証券取引所および証券取引委員会の承認を得た上で、今年12月中旬を目途に上場す る。イタリアのサッカー・クラブが上場するのは、S.S.ラツィオ、A.S.ローマに続き 3番目。

ユヴェントスは、1897年創立で、セリエAでの優勝は25回とリーグ最多。今シーズン は、現在リーグ6位(11節終了時点)とつまづき気味だが、同クラブのサポーター数 はイタリア国内だけでも1千万人を超えるといわれ、名実共にイタリアのプロサッ カーを代表するトップ・クラブ。

昨年度(2001年6月期決算)の売上高は1億7100万ユーロで、前年度と比べ23%の増 加。また、純利益580万ユーロ(前年比+4.7%)。今回の上場で全株式のうち37%を 売却し、4億3000万ユーロから5億3000万ユーロを調達する予定。

現在のクラブ経営は、営業収益の約80%を占めるテレビ放映権収入とスポンサー収入 に依存している。新たに調達する資金で、総面積500,000平方メートルにおよぶ多目 的スポーツ・センター「モンド・ユヴェ」などの開発、ユヴェ・ブランドの効果的利 用を進め、事業の多角化を図る。

「ブルックス・ブラザース」、イタリア人実業家が買収

イギリスの小売大手マークス・アンド・スペンサーは、紳士服子会社ブルックス・ブ ラザース(Brooks Brothers)を、アメリカのリテール・ブランド・アライアンス (Retail Brand Alliance)に売却することを発表した。

売却額は2億2500万ドルで、1998年にマークス・アンド・スペンサーがブルックスを 買収した時の価格の3分の1以下。売却先のリテール・ブランド・アライアンスは、近 年レイバンを買収して話題となった眼鏡メーカー・ルクソティカ(Luxottica)創始 者の息子、クラウディオ・デル・ヴェッキオ氏(Claudio Del Vecchio)が所有して いる。

ブルックス・ブラザースは1818年創業の老舗で、同社のボタンダウン・シャツはこと に有名。現在は、全世界に従業員3800人、2百数十店舗(うち日本には65店舗)を展 開する。近年は、アメリカの景気減速などの営業で同国内での業績が悪化。また、 マークス・アンド・スペンサーもイギリス国内での業績が思わしくなく、今年はじめ にブルックスの売却を決めていた。

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産業動向 INDUSTRY


2001年のオリーブオイル
生産量は2%増、品質はエクセレント

11月中旬に、オリーブオイルの生産者団体であるISMEA 及びUnaprolがイタリアのオリーブオイルの生産推定を発表した。報告によると、今年のオリーブオイルの生産量は、約52万トン。70万トンを越した1999年など「豊作」だった近年の量に比較すると大きく減るものの、生産の落ち込んだ2000年に比べると2%増を記録した。一方、今年のオリーブオイルの品質は非常に良好で、生産者にとって商業面の見通しは明るいとしている。金額ではキロ当たり、2.6ユーロで、2001年の同2ユーロに比べ30%増。

州別に2001年の生産量推定をみると、プーリア州が1位で20万トン(前年比12%増)、第2位がカラブリア州で14万トン、3位がシチリア州4.7万トン、第4位ラツイオ州 2万トン、トスカーナ州1.7万トン。アブルッゾ州、ウンブリア州、リグーリア州が続く。

なお、2001年のオリーブオイル世界生産量は、242万トン。国別では、1位がスペインで     102万トン(前年比4.9%増)、2位がイタリア、3位がギリシャで41万トン(同4.7%減)その他の主要生産国は、シリア、トルコ、チュニジア、モロッコ、ポルトガルなど。

第二回 文化財・文化活動見本市CULTURALIA ローマで開催
JAPANITALY.COM も招待出展

12月8日から11日まで、ローマ見本市会場にて、イタリアの文化芸術資源や文化プロジェクトを一同に紹介する文化財・文化活動見本市CULTURALIA(クルツラリア)が開催される。今年は昨年につぎ第二回目。

イタリアには、9万5千の各種モニュメントや教会、3万の歴史的家屋、3500の博物館・美術館、2000地域にのぼ る考古学的遺跡、 900の劇場・シアターがあり、世界の文化遺産の7割以上が集積し ている。とはいえ、従来は イタリアの文化資源の運営は公的機関が行い、必ずしもその価値を十二分にいかしてこなかった。近年、 民間 企業の運営参加が法律で認められてきている他、企業や財 団からの文化支援スポンサーシップの気運も高 まっている。また、ネット・エコノミー、情報化技術を活用した文化振興や文化マネージメントに関わる第三次産業も盛んになっている。

本見本市は、これらイタリアの持つ文化資源の役割を改めて再評価 し、産業発展、雇用拡大、企業マインド活 躍のリソースとして活用することで、これら文化資源を活性化し、ビジネスとして育成することを目的としている。今年は、特に、公的部門と民間企業の協力関係に焦点があてられることになっている。主催はイタリア外務省、文化省、産業貿易省、等, ローマ市、ラツイオ州、Federcultureなど。

官公庁、州、県、市町村などの地方自治体を始め、文化芸術財団・団体及び、文化関連企業、IT企業など150 団体・企業が出展の予定。期間中、「経済発展のための文化資源」「カルチャ-ツーリズムと地域の発展」などをテーマ に30にのぼるシンポジウムやセミナーが開 かれる。 

お知らせ:JAPANITALY.COM社も本見本市に招待出展することになりました。私どものサイトJAPAN-ITALY Travel Online (www.japanitalytravel.com) がイタリアのツーリズム及びカルチャーを専門的に紹介する唯一の日本語サイトとして、主催者が認めてくださったためです。機会がありましたら、是非、私どものスタンドにお立ち寄りください。

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社会・ライフスタイル LIFESTYLE


新しいギャンブル、ビンゴ

この11月半ば、イタリア初のビンゴホールが開かれた。すでにイタリア各地で創設されることになっている、この新しい公営賭博のトップをきったのは、ヴェネト地方のトレヴィーゾ郊外のホールである。

ビンゴはイタリアでトンボラと呼ばれるゲームと同じルール。クリスマスなどに集まった親戚が子どもも大人も一緒になって遊ぶ、もともと親しみのあるゲームだが、ビンゴホールで行われるゲームのルールはこうだ。参加者は、1から90までの数字のうち15の数字を、5ずつ三列に分けて印刷したカードを1枚3000リラで購入する。ゲーム開始前に、売られたカード数、その総額が報告され、ゲーム開始。参加者は次々に抽選される数を自分のカードでチェックしていき、一列の5つの数字が全部出そろうと「リネア」、15全部が出ると「ビンゴ」になる。リネアの賞金はカードの総額の8%、ビンゴは50%。ただし、数字が出そろったところで、素早く「ビンゴ!」と叫ばないと無効になるから注意。

11月10日の初日にビンゴを決めた最初の勝利者は48歳の女性。賞金は銀の盆に乗ってすぐさま現れる。初ビンゴの賞金は828000リラだった。その後も連日、とくに女性やお年寄りに人気を呼んでいる。ホールの収益は20%が国へ、3.8%が専売公社へ、残りがホール経営者へ。イタリアではすでに420の営業許可が出されており、2003年までに800以上のホールが開かれる予定だ。

 

イタリアの子ども〜青少年の生活調査

子ども電話相談の「テレフォノ・アッズッロ」が第二回めの子ども〜青少年の生活調査の報告を行った。それによると、物質的にはとても豊かな子どもたちが、家族を大事に思いつつも、不満をもつ割り合いもかなりあることがわかった。

64%の子どもたちは家族関係に満足しており、家族がもっとも重要な価値観であることは変わっていないが、25.2%もの子どもたちが家族に保護されていないと感じているのも事実である。彼らにとって最も重要な人物は母親(33.8%)、次いで父親(30.6%)である。母親とすごす時間が十分あると感じている子どもは73.1%、一方、父親とは54.5%が十分時間を分かち合っていると感じている。

イタリア人であることを誇りに思っているのは88.2%、しかし国歌を歌えないという子どもは52.4%にのぼり、法律を守ることは大事だと思っているのは、なんと29.7%ばかりである。

一年間にテレビを見る時間は1100時間。一方、学校の授業は平均800時間である。65.4%がパソコンを使っているが、主に遊びが目的で(56.4%)、勉強に使うのは27%である。15歳から24歳の若者の89%が携帯電話を所有している。高校生の48.6%が性交の経験をもっているが、32%もが避妊の措置をとらない。コンドームを使うという高校生は42.7%である。そして性知識の主な情報源は同年輩の友人とのこと。







 

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