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イタリア国立統計局(ISTAT)は5月15日、経済成長率予測値(速報値)を発表した。
それによると、2001年第1四半期の国内総生産(GDP)は、前四半期(2000年第4四半
期)と比べ0.7%、また前年同期(2000年第1四半期)と比べては、2.3%の伸びと
なった。イタリアの経済成長率は、2000年第1四半期に+3.3%(前年同期比)を記録
して以来、同年第2四半期+3.0%、第3四半期+2.7%、第4四半期+2.6%と低下が続い
ており、今回の速報値も、景気の減速をうかがわせる結果となった。
ただし、2001年第1四半期のアメリカおよびイギリスの経済成長率は、前年同期比で
アメリカ+2.7%、イギリス+2.5%また、前四半期比ではアメリカ+0.5%、イギリス
+0.3%となっており、依然としてこれらの国々と同水準以上の経済成長を記録してい
る。
確定値の発表は6月末の予定。
イタリア証券取引所(Borsa S.p.A.)が夜間取引を開始してから、この5月15日で1年
が経過したが、予想外に低調な取引量に頭を悩ませている。
イタリア証券取引所の昼間取引は午前9時半から午後5時半まで。一般投資家による証
券投資ブームや、海外機関投資家からの大量の資金流入などに後押しされ、昨年5月
より午後5時45分から午後8時半までの夜間取引を開始した。
イタリアと米東部時間の時差は6時間であるため、夜間取引によりアメリカの投資家
による取引が促進されることが期待され、当初計画ではさらに午後10時まで取引時間
の延長が予定されていた。
しかし、こうした期待に反し、昨年の夜間取引開始初日の取引高560億リラ、半年間
の取引高合計で6兆2000億リラと通常の昼間取引高の一日分にしか過ぎない状況。一
年後の現在では一日平均300億リラ程度と低迷している。


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イタリア眼鏡フレーム産業 15%の伸び
有名ブランドのライセンス取得と販売網強化
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5月4日から、ミラノ見本市会場で眼鏡産業の国際見本市MIDOが開催された。同業界では世界一の
規模を誇る展示面積5万平米の会場へ1265社の企業が出展。そのうち58%は外国企業。
開催にあたって、業界団体ANFAOが発表したイタリアの眼鏡フレーム産業動向調査によると、
2000年の売上高は99年に比べ15%増で3兆280億リラという極めて好調な数値を記録した。そのうち、
輸出は2兆686億リラで、前年比27.3%。なお、2001年1月―3月期は、昨年のリズムに比べるとやや劣
るもの、前年同期比12%増を記録している。
とはいえ、ANFAOの報告では、大手企業と小企業のパフォーマンスの差は広がる一方であり、大
手は、販売網への投資を強化し、20―30%程度売上を伸ばしている一方で、小企業はライセンス契約
や販売網を持たないため、大きな困難に直面しているとしている。事実、2000年、業界全体の雇用者
数は全体で5%増加したとはいえ、業界の3大リーダー企業のみで、全体18900名の44%を占めてお
り、トップ企業5社で1000億リラ以上の売上をあげている。
なお、イタリア眼鏡市場の最大の特色は売上高の87%がサングラスでしめられていること。ミラノの
経営コンサルタント会社、バンビアーノ社のリサーチでは、イタリアの眼鏡フレーム産業は、世界の
高級・中級―高級市場で、68.5%のシェアを持っている一方、中級・低級品市場では、中国製が主
流でイタリア製品はごくわずか。特に、有名ファッションブランドのライセンス契約を取得している
のがイタリアの眼鏡フレームメーカの強みであり、実際、世界的な有名ブランドの44%にあたる106
ブランドのライセンス契約は、イタリアの企業が取得しており、全体の25%、60ブランドのフランス
企業と大きな差をつけている。
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パスタ輸出 始めて2兆リラの大台に
総生産量は290万トン
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イタリア全国のパスタ製造メーカーは180社。2000年のイタリアのパスタ総生産量は290万トンで、99
年の280万トンに比べ 3.5%の増加を記録した。そのうち、量ベースでは全体の47%にあたる140万
トンが輸出市場にむけられ、一方、輸出額では、99年の1兆8700億リラから2000年は2兆70億リラへ
と伸び、史上初めて2兆リラの大台を突破した。
96年―99年の3年間は、外国パスタメーカーの競争力の向上、アメリカなどパスタ消費国へのイタリ
アメーカーの工場設立などが原因で、イタリアからのパスタ輸出の伸びが低迷していただけに記録的
なことと業界ではみられている。
パスタの輸出先としては、全体の60%をEU諸国が占めているが、国別では、ドイツ19.6%、フラン
ス14.3%、英国12.0%、米国10.3%、日本5.2%、その他38.6%となっている。なお、日本への輸出は、
昨年比4%増、金額では、7.6%増の1210億リラであった。


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この春行われた「イタリア人と国家」についての意識調査報告によると、回答者の
三人に二人は、イタリア人であることを「とても誇りに思う」と答え、29%の人が「
まあまあ誇りに思っている」そうだ。
国家への信頼感の欠如や国のさまざまなシステムへの不満は、常日頃イタリア人が
口にしている。国家よりも、それぞれの郷土へのつながりが強く、イタリア人である
こと以前に、小さな都市や村であっても郷土を誇りにする人が多い。それを思うと、
年齢層、職業、社会環境に関係なく、イタリア人の十人に一人が、程度の差こそあれ
、イタリア人であることに誇りをもっているというのは、少々意外だ。
この調査で「まったく誇りを感じない」と答えたの6%ばかりのごく少数。この少
数派のプロフィールははっきりしていて、学歴が中から高程度の若い男性で、北イタ
リアに住む人が多い。支持政党は極右か極左の、いずれにせよラディカルな人たちだ。
この誇りのもとは主に文化、風景、歴史だ。98%の人がイタリアの有する文化遺産
・文化一般を誇り、ほぼ同数の人が美しい風景を誇っている。それに続くのはレジス
タンス、19世紀の国家統一運動などの歴史、そしてイタリア人の性格(独創的・創造
的・困難を切り抜ける機転)。「経済・企業」は最下位だが、性格を誇る人は中部・
南部に多く、経済を誇るのは北東部の人と、どこかうなずける。
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春や秋などの中間の季節は気候が変わりやすい。道で人と挨拶をすると必ずといっ
ていいほど触れるのが天気の話題。待ち遠しかった春が訪れると、あとは一気に夏ま
でのぼりつめるのを皆楽しみにしているが、天候がくずれたり、寒さが戻ってきたり
するのはしょっちゅうだ。
天気の良し悪しで機嫌が変わるというのは誰しも経験するもの。それが激しくなる
と「気象病」ということだが、このたびイタリアとベルギーの合同研究が明らかにし
たところでは、イタリア人の四人に一人は気象病の気があるということだ。
灰色の空、雨、雷雨、と天候が悪くなると、精神的不安をおぼえたりうつ状態にな
る、集中力が低下する、感応性が高くなる、というのがその症状だ。今回の調査によ
ると、悪天候によってこのような症状をおぼえるのは、とくに15歳以下の子どもたち
や50歳以上の人が多いということだ。
この現象にはちゃんとした理由がある。大気中の空中電気が増すと、体内のホルモ
ンに変化をもたらし、それが神経に、さらには気分に影響をおよぼすのだという。雷
雨のときがもっとも気象病の症状がでやすいが、砂を含んだ南風も、同じような結果
を引き起こす。このような現象はヨーロッパでは古代から知られていたという。悪天
候の時には事故や暴力沙汰の喧嘩、殺人などの事件も増える。春の気まぐれな天気は
要注意だ。

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