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イタリアの有料デジタル衛星放送事業者、Telepiu’とStream両社は合併することで
基本合意に達したことが明らかになった。
Telepiu’はイタリア発の有料テレビ放送として地上波で事業を開始。現在はフラン
スのVivendi Universal社が傘下のCanal Plus社を通じ99%の株式を保有している。
サッカーのセリエA生中継などをテコに加入者を伸ばし、契約数は160万件に上る。一
方、後発のStreamはるパート・マードック氏率いるNews CorpとTelecom Italiaの折
半出資で設立され、加入者数はTelepiu’の半分程度。
近年の放送権料の高騰や、加入者獲得を巡る過当競争などにより両社の経営は悪化。
2000年度にはTelepiu’が4千億リラの損失、Streamも6千億リラの損失を計上してい
る。また、両社のデコーダーには互換性がないことから、イタリア通信/放送事業当
局に解決策の提示を求められていた。
今回の合併計画では、まずTelecom Italia保有のStream株式をNews Corporationに売
却。その後に、存続会社をTelepiu’としてStreamとTelepiu’が合併。新会社の資本
構成はVivendiが3分の2を支配、残る3分の1をNews Corp.が保有する予定。また、
News Corp.には、将来の増資(5億ドル相当)引受により、出資比率を50%まで引き
上げるオプションが与えられる模様。
合併実現には、イタリアおよびEUのアンチトラスト当局による認可が必要となる。仮
に合併が成立すると、現在両社によって行われているイタリアでの有料衛星放送事業
は統合され、存続会社の新生Telepiu’一社による独占事業となる。
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欧州委員会は4月25日、EU加盟国の経済見通しを発表した。それによると、アメリカ
の景気減速の影響が全世界的景気後退となってヨーロッパにも及び、イタリア経済の
成長率にも下方修正が加えられた。
2000年に+2.9%と好調な成長を記録したイタリアのGDPは、2001年には+2.5%の予
測。昨年秋の予測値+2.8%を下回る見通しとなった。2002年には+2.7%(昨年秋の予
測値+2.7%)に回復する見込みだが、今年・来年ともユーロ圏平均(2001年+2.8%、
2001+2.9%)には及ばない。
また、インフレ率は2001年に2.2.%、2002年には1.9%に低下すると予測。ただし、4
月のインフレ率は、原油価格の高止まりによるガソリンの高騰、自動車保険料値上げ
などの影響で、前年同期比で3%を超える模様。イタリア政府は「一時的なもの」と
楽観視しているものの、インフレ圧力は依然として予断を許さない状況。
一方、失業率は、着実な雇用拡大により2000年の10.2%から、2001年は9.8%、2002
年には9.3%まで低下すると予測されている。


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スポーツ靴産地 モンテベッルーナ 22.1%増の好業績
生産ジャンルを拡大・アパレルとの組み合わせ進める
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スポーツ靴産地、モンテベッルーナMontebelluna 地域の業績が極めて好調なことが、同地のスポー
ツ靴博物館財団がまとめた年次報告書によりあきらかになった。モンテベッルーナは、イタリア北部
ヴェネト州のトレヴィーゾ県に位置し、イタリア最大のスポーツ靴産地として知られている。
同報告書によると、同産地の2000年の売上高は2兆8540億リラで、前年比22.1%増。
産地内の企業数は、1999年の491社から2000年には450社へと減少したが従事者数は、逆に、8596名か
ら8897名へと3.5%増加した。とはいえこれは同産地内の従事者数のデータ。すでに同産地では「生産
の国外化」が進んでおり、世界30ケ国に生産基地を持ち、その従事者数は少なくとも7万人にのぼ
るとみられている。国外生産の主要国としては、筆頭はルーマニアで全体の48%。次にクロアツイア
11%、極東アジア諸国8%。その後ハンガリー、スロヴァキア、セルビア、中国と続く。
生産の国外化は進展しているものの、企画デザインなど頭脳部分はすべて同産地内に集約されてお
り、電気通信手段等を酷使して国外生産がコントールされている。企画やデザインが国外流出してし
まった企業は、全体のわずか0.9%にすぎず、逆にスポーツシューズ分野の多国籍企業も企画デザイン
部門を同産地内に設置し、同産地内のノウハウの蓄積と人材を活用するようになっていると、同報告
書では述べている。
産地の業績が良好な原因としては、従来のスキ-靴や登山靴に加えて、生産するスポーツシューズの
ジャンルが拡大していることが大きい。実際、2000年には、テニス靴は前年比105%増、ジョッギング
シューズ157%増、サッカ-シューズ41%増、スノー・ボード用シューズ42%増という成長を記録した。
さらに、同産地では靴と組み合わせたアパレル分野の開発も進んでおり、その結果、同産地のアパレ
ル製品の売上も2640億リラから2000年には4480億リラへと大幅増加した。
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家具インテリア業界 米国が輸出先の第二に
南部プーリア州ソファ産地 急成長
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家具インテリア産業の2000年の業界動向がイタリア木工家具インテリア産業連盟Federlegno-Arredo
によりこのたび発表された。それによると、同業界の総企業数は39000社、従事者数は23万1000名。
2000年の売上高は42兆3870億リラで、99年に比べ6.5%増。
イタリア国内の家具関連の消費は、25兆リラ(生産価格ベース)、一方、輸出は、19兆9千億リラで
前年比13.2%増。生産全体の47%が輸出にむけられていることになる。輸出先としては、ドイツが
トップであるが、2位は米国。対米輸出は、4年続けて増加の一途をたどっており、2000年には前年比
39%増を記録した。主な製品は、寝室用、キッチン、ダイニング用家具、椅子であるが、最近はソ
ファや肘掛け椅子の好調が目立っている。
なお、イタリアの家具産地としては、ロンバルディア州ブリアンザ産地、フリウリジュリア州ウー
ディネの椅子産地、マルケ州ペーザロ産地、ヴェネト州、トスカーナ州はキッチン類で知られている
が、近年、新に南部プーリア州やバシリカータ州がソファ類産地として急成長している。


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判で押したように「太陽の国」と言われるイタリアだが、イタリアにだって長い冬
がある。とくに寒さの厳しい北イタリアでは、人々は春の訪れを首を長くして待つ。
ところが、待ちに待った春になってみると、意外に疲れやだるさを訴える人が多いよ
うだ。それに花開く春は愛の季節、と考えられてきたが、どうもこの頃はそうとも言
えないようだ。
冬は心身ともに傷つきやすい季節だが、その冬の終わりとともに、なぜか倦怠感、
脱力感をおぼえるイタリア人は十人中六人にも及ぶ。忍耐力が衰え、精神的ストレス
も増大する。いつもならなんでもないことすら、なかなかできない。そんな消耗感を
訴えるのは60%以上が女性だ。子どもの心配から銀行・郵便局の窓口での行列まで、
日常生活の小さなイライラが脱力感のもとになっている。一方、自分の応援するサッ
カーチームの心配がストレスの元になるというのは、男性だけだ。
すべて心理雑誌の"Riza"がこの春行った調査による結果だが、それによると、春先
には性欲も衰えるということだ。回答者の17%が、春先には性欲がほとんどなくなる
と答えている。春先の消耗感の原因を「自分のパートナー」とする人が19%もいたの
も驚きである。新鮮さを失ったカップルの関係の疲れは、とくに春に感じられるらし
い。それに続く疲れの原因は、税金や経済的問題(16%)、仕事(13%)、応援する
サッカーチームの成績不振(12%)、健康(10%)などだった。
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日本の春休みにあたるのが復活祭休み。学校などは一週間ほど休みになり、それに
あわせて休暇をとる人は多い。教会暦なので毎年日は変わるが、今年の復活祭は4月1
5日、そして「天使の月曜日」と呼ばれる翌日の月曜日も祝日だ。休暇気分の抜けな
いうちに4月25日に第二次世界大戦の終わりを祝う解放記念日があり、そして間に週
末をはさんで5 月1日のメーデーも祝日。この間、「ポンテ」(飛び石連休をつなぐ
「橋」)をかけて数日の休みをとる人は多い。日本のゴールデンウィークに時期も似
ているが、今年も多くのイタリア人が短いバカンスにでた。そして、数日の、週末に
幾日かつけた程度の小バカンスが、いまブームになりつつある。
昨年度のデータによると、ヨーロッパ人が外国へでかけてした、このような小旅行
は8700万件。小旅行がもっとも盛んなのがフランス(13%)、次いでドイツ(11%)
、そしてオーストリア、イタリア(7%)となっている。
ところで、イタリア人が好む旅行先はどこだろうか。昨年一泊から四泊までの外国
旅行をしたイタリア人、320万人のデータを見ると、移動に車を使った人が73%、誰
かと一緒に旅行した人が82%、ホテルに宿泊した人67%、そして目的地のトップはフ
ランスで、33%だった。二位はオーストリアである。小旅行であるので、国境を接す
る国が好まれ、文化的にも近いフランスはやはり人気だ。

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