JAPAN-ITALY Business On-line
0 BUSINESS ON-LINEITALY NEWS

NEWS

2001/01/01

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


2001年財政法成立、26兆リラ減税

2001年度予算案(Finanziaria2001)は12月22日、イタリア下院で最終採決の結果、 賛成多数で承認され、2001年度財政法が成立した。これにより、26兆リラの減税がお こなわれることになる。同財政法に含まれる主な改正点は次の通り。

法人課税関連

法人税(IRPEG)の税率を2001年より現行の37%から36%に引下げ。2003年にはさらに 35%まで引下げ。また、予定納税額を2001年より前年確定税額の93.5%(現行98%)に 引下げ。2002年には同98%、2003年には99%へ引上げ。

25歳以上で失業期間が2年以上の労働者の新規雇用には、月額一人当り800,000リラの タックス・クレジットを認める。

所得税(IRPEF)関連

税率  現行税率は、課税所得0-15百万リラ18.5%、15-30百万リラ25.5%、30-60百万 リラ33.5%、60-135百万リラ39.5%、135百万リラ超45.5%(実際にはこれらの税率に対 し、地方所得税0.5%が加えられる)。これを、2001年より最低税率適用所得の上限を 現行15百万リラから20百万リラまで引き上げ。また、税率も次の通り暫時低減する (ただし地方所得税0.5%はそのまま)。

2001年:0-20百万リラ18%、20-30百万リラ24%、30-60百万リラ32%、60-135百万リラ 39%、135百万リラ超45% 2002年:0-20百万リラ18%、20-30百万リラ23%、30-60百万リラ32%、60-135百万リラ 38.5%、135百万リラ超44.5% 2003年:0-20百万リラ18%、20-30百万リラ22%、30-60百万リラ32%、60-135百万リラ 38%、135百万リラ超44%

また予定納税額を2001年より前年確定税額の87%(現行92%)に引下げ。

扶養家族  扶養家族(第1子)の税額控除額は、所得額100百万リラ以下の場合2001 年に552,000リラへ引き上げ。2002年にはさらに588,000リラへ引き上げ。所得額100 百万リラ超の場合は、2001年に516,000リラ、2002年552,000リラ。

住宅関連  居住目的不動産に対するみなし不動産所得課税は全面廃止。家賃の税額 控除額上限は総所得30百万リラ以下の場合、640,000リラから960,000リラへ、総所得 30-60百万リラの場合320,000リラから480,000リラへ引き上げ。転勤などで出身地と は異なる都市での家賃負担については、控除額の上限がさらに引き上げられ、総所得 30百万リラの場合、1,920,000リラ、総所得30-60百万リラの場合は960,000リラ。ま た、リフォーム減税(リフォーム関連費用の36%を税額控除)は2001年末まで継続さ れる。

失業率10%、1992年以来の低水準

イタリア国立統計局(ISTAT)は、12月27日、雇用情勢四半期測定値を発表した。

それによると、2000年10月期の被雇用者数は同7月期と比べて24万人、1.1%の増加を 記録した。この結果、失業率は前年同期の11.1%から著しく低下し、10%となった。 これは、1992年10月期以来の低水準。

地域別に被雇用者数の変化を見ると、南部+1.7%、北部+1%、中部+0.7%と、南部で の増加が目立っている。また、被雇用者数の増加に貢献しているのは期限付雇用契約 やパートタイム契約など、従来の一般的な雇用形態(無期限雇用契約)とは異なるタ イプ。ここ数年来、イタリア政府は過度に硬直的な雇用制度を見直す政策が実現して いるが、その効果が雇用拡大につながることを示唆する結果となった。

TOP
産業動向 INDUSTRY


イタリア家具工業 好成績 
2000年国内消費は前年比9.4%増

家具や雑貨などの業界動向を研究しているセンター、CISLが、12月中旬に発表した「2001-2002年家具産業動向アニュアルレポート」によると、イタリアの家具産業は、90年代前半に深刻な不況に陥ったものの、99年から大きく回復し、2000年に飛躍的に業績を向上させたことが確認された。

イタリアの家具・木工産業は、メイドインイタリア製品を代表する産業の一つであり、総売上高が65兆リラ。企業数が約9万社、従事者数が40万人。

99年の家具産業の売上高は前年比4%増、2000年は同7.4%増の見込み。家具生産の好成績はひとえに、国内の消費が非常に好調なためと同レポートでは説明している。実際、2000年の国内消費は前年比9.4%増と見込まれており、98年から2000年にいたる国内市場の売上増大は、異例のパーフォーマンスとみている。なお、2001年は5.6%、2002年は、6.5%増とややスピードは落ち着くものの、国内消費好調は続くようだ。

家具の輸出も、99年後半から業績を回復し、2000年は前年比7.7%増となる見通しだ。これは、対ドル・ユーロ安と世界市場での需要増大に助けられた部分が大きい。特に、2000年前半は、全世界的に好況であり、とりわけ米国市場でイタリア家具製品に対するニーズ高が続いている。さらに、アジア諸国でも国内需要が回復しつつあり、ヨーロッパ地域でも需要に改善がみられている。2001年については、輸出は前年比6%程度を維持すると同レポートでは分析している。

初の商業実態統計発表
商業店舗数 全国で72万店

12月下旬にイタリアで初めての、商業店舗の実態調査結果が発表された。これは、イタリアの商業構造改革法案の準備作業の一環として工業省が実施したもの。2000年11月末時点でイタリア全国の商工会議所企業登録簿に登録されている事業所すべてを調査対象としており、商業分野としては、全国に72万490にのぼる店舗があることがあきらかとなった。なお前年同期比では、全国の事業所数は総数で1万店舗増加している。

今回の調査の特色は、通常は、狭義の意味での商業分野にはカウントされない産業分類に対しても、実際に小売商業活動を行っている事業所については調査対象としたこと。この結果、自動車・オートバイ販売業(24,786、)ホテル・レストラン(22,929、)そして、食品工業(14,906)、アパレル・ファッション関係(3,300)など「工業分類」に属していても工場内ショップを持つところも対象に含まれることとなった。これらをあわせると、広義の意味での商業店舗数は、全国で856,501店となる。

商業店舗を企業形態で分けると、個人商店:553,490、株式会社:89,646、単純会社、合名会社等:205,437。各分野の店舗数は、アパレル洋品店:114,100、食品店:75,075、肉屋:41,903、野菜果物店:24,560、パン屋 13,759、魚屋:7,804の順。

 

TOP
社会・ライフスタイル LIFESTYLE


理想都市ボローニャ

日刊の経済新聞、「イル・ソーレ・24オーレ」紙が毎年行っている、各都市の生活 の質をはかったランキングが発表された。今年の結果では、イタリアでいちばんよい 暮らしのできる、理想の都市は、中部のボローニャだ。

ボローニャ人はもともと「人生を楽しむ人たち」とされている。食の町でもあり、昔 から左派が強くて町のサービスなども発展している。

このランキングは環境、経済、企業、サービスなど、さまざまな点から暮らしよさ をはかったものである。たとえば、イタリアで余暇・娯楽の点でトップに立ったのは 、文化的催し、映画、劇場などが充実しているフィレンツェだった。離婚が少なく、 出生率が高く、自殺が少ないのは、イタリア北東のゴリツィア。治安がよく、落ち着 いた町の筆頭は、イタリア南部モリーゼシュ州のイゼルニア。サービス、環境では、 意外にもシチリアのアグリジェントがトップ、レッコ、ナポリがそれに続いた。ビジ ネスでは北東のボルツァーノ。経済的にいちばん豊かな暮らしをしているのはミラノ だった。

総合点のランキングでは、ボローニャのほかにも、パルマ(5位)、フォルリ(8位 )、リミニ(9位)と、エミリア地方の中都市がんばっている。ちなみに首都ローマ は昨年の57位から23位に上昇した。フィレンツェ7位、ミラノ10位、ヴェネツィア56 位。ビリの103位シチリアのカルタニセッタだった。

 

女性のパジャマ姿

イタリアの雑誌テレビなどの宣伝を見ていると、女性に求めるセクシーさが日本に くらべてかなりアグレッシブなものであることがわかるが、どうもそのようなセクシ ーさは古くなりつつあるようだ。

大手のテレビコマーシャル制作会社のBrwが、女性の下着について男性がどう思っ ているか、調査を行った。20歳から45歳までの男性720人が対象である。それによる と、「二人だけのむつまじいときをすごすのに、女性が身につけるものでいちばん好 きなのは」という問いに、いちばん多かった答えが「パジャマ」(33%)。続いて「 ブラジャーとパンティー」、そして「Tバックスタイルの下着」だった。

また、「女性の寝間着はどうあるべきか」との問いには、28%が「好感のもてるも の」と答えていちばん多く、続いて「セクシー」(24%)、「着やすく暖かい」(18 %)、「アグレシッブ」(13%)となっている。女性の夜着の素材として好むものの トップはコットン。つづいてレース、ネル、そしてシルクとなっている。

 ガーターベルトはかつてセクシーさの象徴のようなものだったが、17%の男性が、 「彼女が黒いガーターベルトをつけたら、気後れすると思う」と答えている。この調 査の結果からすると、セクシーさをおしだした女性よりも、薄化粧のさっぱりした感 じの女性のほうが、男性を怖がらせなくていいようだ。



 

TOP
経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER



ご質問・ご意見は/e-mail:jdesk@japanitaly.com
www.japanitaly.com
(C)JAPANITALY.COM S.r.l-Milano All right reserved.