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電話大手2社、WIND-INFOSTRADA合併へ
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イタリアの電力会社ENELは10月11日、Vodafoneの保有するイタリア大手電話会社
Infostradaの株式100%を110億ユーロで取得した。
ENELは、フランス・テレコムなどとの共同出資で設立した電話会社Windをすでに傘下
に持つ。同社によると、今回の買収の後にWindとInfostradaを合併させ、合併後の新
会社を来年上半期に上場させる予定。
Wind‐Infostrada両社の加入者数を合わせると、約1200万。このうち、一般電話加入
者は510万でイタリア国内2位、携帯電話400万で同3位、またインターネット加入者は
340万で同1位の規模となる。また従業員数は8000人、2000年度の売上高は5兆リラを
超える。
イタリアの通信業界は、長年テレコム・イタリアによる独占事業とされてきた。近年
の通信自由化による民間企業参入後も、依然として強大なインフラと顧客数を持つテ
レコム・イタリアグループの優位性は変わらなかった。今回のInfostrada買収とその
後に予定される合併で、ようやくテレコム・イタリアグループに対抗しうる一大勢力
が出現することになり、業界の一層の競争激化が予想される。
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イタリア国営企業の民営化に関し、大手投資銀行Mediabancaが取りまとめた調査結果
が明らかになった。
それによると、イタリア政府が現在も保有する国営企業株式の時価は総額で134兆
7000億リラ。その内訳は、IRI23兆リラ、ENI31兆1000億リラ、ENEL72兆3000億リラ、
Finmeccanicaの8兆3000億リラ。国営放送RAIは評価困難として含まれていない。
一方、これらの国営事業により政府が2000年までに被った損失53兆4000億リラ。損失
の主なものはIRI事業から発生した損失の70兆6000億リラ。一方、ENI、ENELは、株式
放出による売却収入などが貢献し、それぞれ28兆1000億リラ、10兆6000億リラの利益
を生み出している。
この保有株式時価総額から事業損失を差し引くと87兆3000億リラのプラスとなり、こ
れを現時点でのイタリア国営事業の収支と考えると、同事業のポジティブな側面が浮
き彫りにされた。また、同調査は、民営化後の従業員一人当りの生産性は約50%の向
上が見られるとしており、イタリア政府の民営化路線を支持する結果となった。


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ミラノ: ファッション・シティ構想 実現へ
財団と実施運営会社 設立
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9月末から10月初旬にかけてミラノ・コレクションが開催され、世界中のファッション関係者が集まったミラノ市
で、10月4日、かねてより懸案のファッション・シティ(Citta' della moda)プロジェクト実現のための財団と運営会
社が正式に発表された。
同プロジェクトは、ミラノのガリバルディア・レップブリカ地域再開発計画の目玉となるもの。同地域は、ミラノ市
中心部にあり交通の便など立地条件がよいにもかかわらず、様々な事情で、50年間、整備の手が届かないまま
荒廃地となっていた。投資額は約1兆5千億リラで実現すると、ミラノ市として戦後最大の都市再開発となる。同
地域には、ロンバルディア州第二庁舎など行政機関並びに広大な都市公園なども予定されている。
開発の核となるのは、非営利のファッション・シティ財団。トラサルディ財団、イタリアファッション協会、ミラノ見
本市財団、カリプロ財団の4団体が創立メンバーで、近く、ロンバルディア州、ミラノ県、ミラノ市が加わる。同時
に設立された管理運営株式会社が、内外からの同開発への投資誘致、民営地域の管理等を行う。
ミラノ市では、90年代初頭の「連続汚職」問題以降、開発関連の案件が事実上休眠状態となっていたため、同
プロジェクトには、ファッション業界だけでな広く産業界、行政関係者から、地域活性化推進の牽引力として大
きな関心が寄せてられている。
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家具木工業界 専門技術者の養成に本腰
業界拡大の中で深刻な人材不足
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イタリアの家具木工業界は年間売上高68兆リラ、輸出額20兆リラにのぼり、メイド・イン・イタリアを代表する産
業。とはいえ、優秀な職人や技術者数が不足しており、業界では、職業教育強化への取り組みが進められてい
る。
イタリア経団連Confindustriaと、労働組合団体の双方で設立された木工・家具インテリア業界動向調査組織
Olmaが、従業員20名以上の企業を対象とした調査では、新技術の導入は進んでいるものの、家具業界の拡
大傾向の中では、人材不足を補うには不十分であるという結果がでた。
「求人が非常に難しい」とされる職種は、「プロジェッティスティ」。デザイナーの描いた家具デザイン図面をもと
に、プロトタイプ(試作品)を作る職能で、時間と経験を必要とする。もう一つは、木彫や、寄木造、装飾など木
工職人。とはいえこれら2種は、絶対数自体は多くはない。
一方、近年、求人数自体が大きく増大しているのは、家具の工業生産工程に熟知した専門技術者。家具メー
カーにとっては、機械化、コンピュータ化の進む中で企業の将来を左右する重要な職種で、同調査では、人
数不足は深刻な事態ととらえており、養成研修のための特別コースなどが、各地の家具産地で試みられてい
る。
たとえば、エミリア・ロマーナ州のリミニ産地では、近隣のボローニャ大学工学部に木工家具部門を設立、
一方、北部の椅子産地ウーディネでは、地元企業10社の出資により、地元の家具専門高専に新しい講座が開
設された。コモの家具産地でもプロジェッティ養成の3年制コースが実施されている。


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大地にしっかり根をはって、いくつもの時代を生き抜いてきた大木は、私たちに大
きな豊かさをもたらしてくれる。イタリアではWWF(世界自然保護基金)のイニシア
ティブで、何世紀も生き続ける老齢の大樹を、人類にとってのだいじな財産、モニュ
メントとして守ろうという運動が進められている。土地の開発や環境汚染で、木々は
危機に瀕している。樹木の大事さを考え、立派な老樹を未来に残していきたいという
のが、その考えだ。
このような大樹はイタリアで約2千本と想定されており、特にそのうちの150本は歴
史的価値の高いものとされている。キャンペーンなどを通じて集めた資金をもとに、
イタリア各州のシンボルとなるような、立派な木の御隠居さんを特定することになっ
ている。1982年から国の森林監視隊が行っている調査が、検討の際のベースとして使
われる。
イタリアで行われた初の樹木調査は1847 年に遡るが、その頃、中部イタリアのモ
デナ、レッジョでもっとも多かったのはニレの木で、その当時、約437万本が数えら
れている。ところが、現在ではこの地域からニレはほとんど姿を消している。150年
ほどの間に、こんなに大きな変化が見られるのだ。
森林監視隊の調査結果では、現在イタリアでもっとも大きな大木はシチリア、カタ
ーニャ県の栗の木(幹の周囲20メートル)、もっとも「高齢」なのはサルデーニャ、
サッサリ県のオリーヴの木(2千年)とのことだ。
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長い夏休みを経て、すべてが日常に戻る穏やかな季節、秋。ところがイタリア人は
、秋になると、とたん夢見が悪くなるようだ。心理や心の問題を扱う月刊誌"Riza"が
、18歳から67歳までの884人を対象に行った調査の結果によると、イタリア人の10人
に6人は悪夢に悩まされているという。
どんな悪夢を見るのだろうか。人に裏切られる、セックスがうまくいかない、道に
迷ってパニックになる、愛する人を失う、汽車や飛行機に乗り遅れる、公衆の面前で
裸であることに気づく、上司に立ち向かわなければならない、、、これらが、イタリ
ア人を悩ます悪夢の数々。秋にはこのような悪夢を見る頻度が、ほかの季節にくらべ
て30%も高くなるということだ。
女性のほうが自分の内面を見つめることに慣れているのだろうか、アンケートに答
えた女性の93%が自分の見た夢を憶えていると返答したのに対し、男性では16%だけ
。しかし、いずれも、悪夢のほうが記憶に残りやすいと答えている。いい夢のほうは
、はかなく消えやすいようだ。いい夢を憶えていられるのは全体の14%ということだ
った。
最近トリノで開かれた心理学会でも、精神の病としての「パニック」が話題になっ
た。イタリアでパニックに悩む人は180万人。男性60万、女性120万と、圧倒的に女性
が多い。一見おおらかなイタリア人だが、心の奥底には恐れや心配がいっぱいのようだ。

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