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2000/4/1

私のイタリアビジネス日記ITALY WEB SITEBACK NUMBER


私のイタリアビジネス日記 

高達 秋良(こうだて あきら)
日本能率協会コンサルティグ・コンスイエル株式会社 技術最高顧問。日本能率協会(JMAC)でソニー、ホンダ、川崎重工など大手メーカーの経営コンサルティングを担当。1981年からフランス、1984年からイタリアに進出。1988年日伊ジョイントベンチャーでミラノにコンサルタント会社設立と同時に社長就任。イタリア企業のみならず大手ヨーロッパ企業数社の経営コンサルタントに携わる。1996年より現職。専門は研究開発、設計、生産技術管理。

 

5.ニッチマーケットの中小企業が大企業と競走

イタリアの産業構造は日本とかなり違います。日本のは富士山型に例えられ、雪のかかった所の大企業が、その下の中小企業を大部分が系列企業として組織化していますが、イタリアは日本のような大企業は10社程度で、97%が中小企業とアルティジャーノと言われる職人企業で、裾野が広い梯形型をしいます。

その中小企業は 地域毎に家具、繊維、機械等の企業群が、一つ一つの企業は独立していますが、相互に競争と協力を色々な形でし、ネット・ワーク連携をしています。その中では、つぶれる企業もありますが、絶えず新規に生れ、新陳代謝をしています。ヨーロッパの中では、イタリアは製造業が強く、輸出依存度も高い国です。

こうした企業のトップに会い、その事業内容を聞くと、必ずニッチ・マーケットと言います。では「競走企業はどんな会社か」と聞くと、以外と思うほど、世界の大企業名が出てきます。エミリア・ロマーニャと言う所(この地は機械関係が多い)の油圧ポンプメーカを訪問した時に、その競合先を聞いたら、「ドイツのボッシュと日本の油研工業です」との返事です。この会社は50人ぐらいの企業です。

では、どうしてそんな大企業と競走出来るかと聞いたら、「製品をしぼり、その代わり、きめ細かく品揃えしていることと、特注品に関して、設計から製品の納入までのスピードが他社よりも早いからです」との返事で、これには成る程と思いました。なお、ある金属の切削加工で、寸法変化に関して、油圧で適応制御する特許を取り、世界に輸出をしています。このようにニッチで深い技術・勘所を押さえた経営が、日本から見ると、とても小さい企業ですが、成功しています。  


 


ITALY WEB SITE 
英語で楽しめるイタリアの注目WEBサイトの紹介


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"Vini Italy"

3月30日から4月3日までヴェローナで開催のイタリア最大のワイン国際見本市のシート。出展企業リストを始め、ワイン業界の最新情報が満載。

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