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2000/3/15

私のイタリアビジネス日記ITALY WEB SITEBACK NUMBER


私のイタリアビジネス日記 

高達 秋良(こうだて あきら)
日本能率協会コンサルティグ・コンスイエル株式会社 技術最高顧問。日本能率協会(JMAC)でソニー、ホンダ、川崎重工など大手メーカーの経営コンサルティングを担当。1981年からフランス、1984年からイタリアに進出。1988年日伊ジョイントベンチャーでミラノにコンサルタント会社設立と同時に社長就任。イタリア企業のみならず大手ヨーロッパ企業数社の経営コンサルタントに携わる。1996年より現職。専門は研究開発、設計、生産技術管理。

 

4. フランス人とイタリア人の合意の仕方

1984年、パリにコンサルタント会社を設立し、フランス人と日本人2人が経営者になりました。当然、新ビジネスの為に色々な打ち合わせが必要になり、打ち合せはうまく進んだこともありますが、やがてフランス人の同意を得ることが、とても難しいという状況に、しばしばぶつかりました。フランスは事情が違うとか、彼らが色々主張して、それはそれで成る程と思うこともありますが、共同経営者の性格か、或いはフランス人だからだとも感じ、腹が立つことも少なくありませんでした。

イタリアでは1988年3月、私自身がミラノに妻を連れ移住し、1人のイタリア人経営者と、日本人女性秘書兼通訳を採用し、経営を始めました。イタリアでもフランスと同様に、多くの打ち合わせが必要になり、その時に秘書が極めて大切な役割を果たしました。それは、私の提案にイタリア人が「イタリアは事情が違う」と言います。然しそれが本当かどうかは、イタリアに永く住む日本人秘書の意見である程度わかります。共同経営者は提携先のクライアントの経営者でしたが、コンサルタント経験はなかったので、私の提案が理解出来ない為でもありました。その時に秘書女性から「怒っては駄目」と度々注意されましたが、それが貴重な指摘でした。

こうした経験の中に、フランスは、こちらから提案すると先ず必ずNonと言い、後日、再提案してもNonである。然し、3度目は私の提案を訂正し、自分の意見として主張する。こうなればしめたものです。そこで「子どもの躾は、フランスの母親はNonからで、日本人の母親はハイからだね」と言って、フランス人と大笑いをしました。

イタリア人はフランス人ほどではないですが、日本人のようには「ハイ、ソウ」とはなりません。「自分の意見を必ず言わせてくれ」と言い、これを無視すると、決して上手くいきません。イタリア人にとっては自分の意見が言えたかどうかが極めて大切のようです。


 


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