JAPAN-ITALY Business On-line
0 BUSINESS ON-LINEITALY NEWS

COFFEE

2000/2/15

私のイタリアビジネス日記ITALY WEB SITEBACK NUMBER


私のイタリアビジネス日記 

高達 秋良(こうだて あきら)
日本能率協会コンサルティグ・コンスイエル株式会社 技術最高顧問。日本能率協会(JMAC)でソニー、ホンダ、川崎重工など大手メーカーの経営コンサルティングを担当。1981年からフランス、1984年からイタリアに進出。1988年日伊ジョイントベンチャーでミラノにコンサルタント会社設立と同時に社長就任。イタリア企業のみならず大手ヨーロッパ企業数社の経営コンサルタントに携わる。1996年より現職。専門は研究開発、設計、生産技術管理。

 

2. 「会社設立」 フランス、イタリア、ベルギーの
場合

1981年、フランスのコンサルタント企業に日本人が出向し、フランス人と日本人の合同編成で仕事が始まりました。1983年には送金問題もあり、パリに出張所設立を考え始めましたら、フランス人コンサルタントが、我が社(JMAC)に入りたいと言ってきました。それならと、JMACの支社をパリに設立することにし、弁護士事務所からフランス政府への会社設立手続きを無事にすませました。

しかし、少なくとも 2、3ヶ月で許可が出るだろうと期待していましたが、何ヶ月待っても許可がなく、弁護士事務所でも見通しがはっきりしません。 困り、取りあえず、ベルギーに設立する手続きをしましたら、その許可は1週間で下りたので、日本人とフランス人がそこに移籍し、しかし、実際の事務所はパリ市内に設け、フランス中心で仕事を続けました。

この不許可問題を、パリの日本大使館と日本の通産省に相談しましたら、政府から両国の約束違反だと文句は言えますが、何とも難しい問題とのこと。大使館からは「フランスは日本が考える以上に官僚主義国家で、トップ ダウンの社会です。それを考えることが必要です」との返事。一方、通産省は「フランスは日本の方法を学び、妨害しようと思うと、NOとは言わないが何時までも後回しにします」と言いました。

結局、我が社のフランス人と同じ故郷出身のフランス通産ナンバー2がいる事が判り、彼に面会し事情を話したら、数日後呼び出され、ある約束書類にサインした後すぐにOKが出ました。当然、会社はベルギーから正式にフランス移しました。1984年からイタリアでも仕事を始め、1988年2月にイタリアのコンサルタント会社とジョイント・ベンチャー契約を含む会社設立の届けをし、その時は1ヶ月月後にやっと認可されました。

会社設立の認可に要した時間はフランス1年、イタリア1ヶ月、べルギー1週間。これをどう感じますか。ヨウロッパはEUになったと言っても、国の違いがかなりあるのだということを知っておくことが、国際化の教訓と思いますが、どうですか。


 


ITALY WEB SITE 
英語で楽しめるイタリアの注目WEBサイトの紹介


www.museoscienza.org
"museoscienza"

ミラノ科学技術博物館のホームページ。レオナルド・ダ・ヴィンチの設計した模型やスケッチもこのサイトで見れる。

www.soccerage.com
"SoccerAge"

6ヶ国語で書かれたサッカーファン向けのホームページ。全世界のプロ・サッカーの試合情報がわかる。

TOP

私のイタリアビジネス日記ITALY WEB SITEBACK NUMBER

ご質問・ご意見は/e-mail:jdesk@japanitaly.com
www.japanitaly.com
(C)JAPANITALY.COM S.r.l-Milano All right reserved.