
小林 元
東レ経営研究所 研究主幹。イタリア・アルカンタラ社副社長を1999年3月まで務める。36年間海外事業一筋。海外勤務歴通算18年。著書にr人生を楽しみ懸命に働くイタリアー二」(日経BP社発行)。
イタリア人は皆大食漢と思うのは大いなる誤解である。ミラノの街頭でみてほしい。腹がぼってり出た人は余りみかけない。少なくともビジネスエリートといわれる人はスリムな体つきをしている。
レストランでは食べに食べる彼等が何故スリムでいられるのかという疑問を皆さんは持つだろう。答えは、外で食べる時以外は節制しているからである。昼食時、社員食堂でサラダ一皿しか食べない人がいる。聞いてみると“今夜友達の家に招かれているから”だという。太らないためもあるが、胃袋をすかしておいてベストコンディションでその場に臨むためでもある。
だから、“イタリア人を夕食に招待したら、フルコース<アンティパスト、パスタ、セコンド>をちゃんと食べさせること。胃袋を満杯にしないで帰したりしようものなら、うらまれてせっかく招待したのに逆効果になりますよ“とアドバイス申し上げる次第。
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